縫製所、遠藤です。今日は良い天気でしたね。凍った地面が少しは溶けたようですが、溶けて乾くまでいかないと、夜には又、凍ってしまうのですよねー。こちら、長野県茅野市の道路には温度計が何箇所か設置されているのですが、会社から帰る際の気温はマイナス2℃でした。ちなみに今月一番冷えた時は夜にマイナス10℃まで下がっていました。
今日は、以前タブカーテンの依頼があったので、製作工程を乗せたいとおもいます。
タブカーテンとは、タブと呼ばれる、飛び出したレールに通すループ状の生地を上部に縫い付けたカーテンです。生地はレールの約1.3倍~1.4倍の巾で作ります。カーテン上部には通常のカーテンと同じように芯地を入れて作ります。芯地は50mm・75mm・90mmなど時々によって変える場合があります。
カーテンの本体は通常通りの作り方で製作します。
こちらが、タブの部分です。タブの巾は4cm~5cmぐらいで通常つくります。もちろん、もっと太くや細くとの希望がありましたら、その通りにつくります。
タブをカーテンの取り付け位置にあわせて縫います。
タブの取り付ける間隔は約15cmほどになります。タブの本数は奇数でも偶数でも大丈夫です。カーテンの仕上がり巾が広い場合はタブを完全に縫い付けずに、タブの裏にマジックテープを取り付けレールから取り外しやすく作ることもあります。
今回作ったのは縫い付けの共布のタブカーテンですが、既製のタブもありますので、そちらだけ購入して御自分で簡単に作ることもできます。お店にきてそちらもご覧になってみて下さい。