オーダーのれんを作るのも長野にあるゆうあいで

もう、3月になっているのに雪が降ったりとまだまだ寒いですね。いまだにダウンの上着のままです。

こんにちは、ゆうあい縫製所の遠藤です。

ゆうあい縫製ではカーテン以外にのれんのオーダーも受けているのですが、最近依頼を受けたのれんがボーダー仕様といつもと少々違うものを作りました。ボーダー仕様ののれんです。今日はざっくりとボーダーのれんの作業工程を載せます。

下部辺りを別配色をもってくるためにまずはボーダーのための巾継ぎをしました。中の配色の生地丈をしっかりと計って継ぎます。この時は上下の配色分の生地が後で切るので大雑把な長さです。

その後まず縦にのれん製作に必要な巾に切ります。ちなみにのれんを作る為には左右に分かれる生地のための縫い代が12cm必要になります。(片耳1.5cm巾で縫っています)上部の繋がる部分を縫って、両耳を4箇所縫います。耳を縫ってから上部の必要丈を裁断します。

継ぎ合わせて作るボーダーの場合、ゆうあい縫製所では糸の色はそれぞれの生地に合わせて変えて、糸が目立たないようにしていますので生地のつなぎ目の近くは糸の返し縫がされています。

のれんを作る際には上部から作って行きます。上部ののれん棒の通し穴のはばは5cmで作っています。上部を縫ってからきちんとした丈を裁断機で決定して切り落とします。裾を縫って完成です。

いつもは一枚布での、のれん製作が多いですが、この様に生地を縫い合わせたりとかフリルやトリムを付けた仕様などオリジナルなのれんのオーダーも受けています。

のれんは(暖簾)はご家庭はもちろん、ホテルや旅館などの事業所や業務用にも多く使われておりますが、既製ののれんでは満足出来ない方やこだわりのある方、世界に1枚しかないものを欲しい方にはおすすめします。

のれんをお求めの長野県の諏訪・茅野のお客様方、既製品でピッタリとくるものが無い時などオーダーをしてみてはいかがでしょうか?

松本市や塩尻市の方はゆうあい松本店にご用命いただければご提案させていただきます。