2020年になり、早くも半月経ちました。本年もゆうあいを宜しくお願い致します。
お正月は特に遠出することもなく、ヒマを持て余しすぎて中学生ぶりに友人と百人一首をしたんですが、これがけっこうヒドかった。上の句読み始めた瞬間「ちはやふる!」みたいな感じで(読んだことないけど)スパーン!ととれる人が誰もいないので、下の句だけを詠んでカルタみたいにひたすら探すだけのルールに変えたんですが、下の句詠み終えて札見つけてとるまでに30秒くらいかかる・・そもそも詠む係の子も下の句の始まりが分かってなくてトンチンカンなところから詠み出すし。(最後の5枚くらいでやっと壮絶バトル感出てくる)そんな感じであっという間にお正月休みも終わって、今日スミノエの新しいシリーズのカーテンの展示が完了しました。
SAANA JA OLLI(サーナ ヤ オッリ)というシリーズです。
数日前のブログでも紹介しておりましたが、このブランドはフィンランド出身のサーナ シビラとオッリ サリネンによって設立されました。これはもしかして!と思って調べたら、察しの通り”JA”は「と」という意味でした。「サーナとオッリ」わかりやすいネーミングです。彼らの活動拠点でもあるフィンランド南西部トゥルクの自然や環境、フィンランドの神話や寓話からインスピレーションを受けた北欧デザインが特長的なシリーズです。展示サンプルの中からいくつかご紹介させていただきますね。
- ナイト インザ フォレスト 伝統的なフィンランドのライフスタイルや、神秘的なフィンランドのモチーフを表現しています。ナチュラルな風合いが楽しめる生地で、おそろいのレースもあります。
- ザ シン ワンズ フィンランドの自然の要素からインスパイアされたデザイン。植物図鑑のように繊細に、根っこの方まで描かれています。
- アフター ザ ストーム 季節の変わり目に現れる森のモチーフを格子状に構成しています。
- ボナペティ サーナの、料理に対する愛情から生まれたデザインなのだそうです。この柄を見る限り、サーナの手料理に肉はでてこなさそうです。
- ランド オブ ハピネス 平和と自由を表現しているそうです。たしかにとりわけ自由そうな人が1人います。
- ブロッサム ボイル 森での生活から生まれたデザイン。
- トライバル ボイル デザイナーの幼少期の、都市景観へのぼんやりとした思い出をイメージしたデザインだそうです。本人もそうおっしゃっていますが、私が見る限りでもけっこうぼんやりしている感じが伝わってきます。
ごらんの通り、北欧の心地よい空気感を感じられる、暮らしに取り入れやすいシリーズです。せかせか時間に追われがちな日本人ですから、せめてカーテンの柄くらいはゆるやかで優しい時間の流れを感じられるようなものにするのはいかがでしょうか。