こんにちは、ゆうあい松本店の古田です。
9月に入り朝晩に加え日中も暑さが気にならない日が増えて参りましたね。
気が付けば田んぼの稲はいつの間にか黄色くなりつつありますし、街路樹のモミジも先端の方はやや色づき始めている所も見かけます。
加えてここ数日は秋雨前線の影響で天気の悪い日も続いていますし、残暑を感じぬまま諏訪・松本地域は秋を迎えることになりそうです。それにしても残暑がほとんどないというのもすごいですよね(笑)
そして秋といえば「食欲・スポーツ・芸術」など、趣味などに打ち込む季節でもありますよね。
先日のお休みは私用で長野市に行ってきたため、前から興味があった長野県立美術館へ行ってまいりました。お目当ては美術館に多数展示されている「東山魁夷」の絵画。
長野県にゆかりがあり、県内の様々なところで絵を描かれた世界的に著名な画家さんです。
昔テレビの特集で見て長野県立美術館に作品が収蔵されていることを知り、いつか絵画を見に行きたいと考えておりました。
当然美術館の中は撮影NGなので、展示されていた絵画をちょっとご紹介。
氏の代表的な画「緑響く」は茅野市にある御射鹿池を描いたものです。
茅野の山奥にポツンとある御射鹿池は、風が凪いでいるとまるで鏡の如く森の木々が反射するほど美しい池。
そこに現れる一頭の白馬。「希望や幻想」の象徴として描かれているのだそうです。
こんなご時世のためか展示館にはほとんど人がおらず、静かな空間の中あこがれだった絵画を眺めることが出来ました。
絵画を描くセンスもなく(中学時代の美術評価は10中4)、専門的な知識も全くない私ですが、絵画を眺めている間は自由な想像が出来る気がします。
知識がなくても、一歩踏み出してこういった芸術に触れることが、新しい考え方や物の見方になるのではないでしょうか。
諏訪には「ガラスの里美術館」、「北澤美術館」など思いのほか多くの美術館があるので、今年の秋は美術館を巡ってみるのも良いなと思いました。
変わらぬコロナ禍の中で、新しい刺激を求めたいと思います。
以上、ゆうあい松本店の古田でした。