長野県茅野市 遠藤様邸 施工例
~TOSOマイテックアウター(オーニング)~
今年の猛暑!!少しでも室内に入る熱線を減らしてエアコンなどの消費を抑えて省エネに努めたいですね。そんな方には朗報です。今年TOSOさんから外付けのロールスクリーン「マイテックアウター」と言う外付けのロールカーテンが発売されました。
長野県は比較的全国に比べたら涼しい地域ですが、今年は猛暑も猛暑、インテリアでも対策が出来ないか??そんなときにこの外付けロールスクリーンはお勧めです。室内にいくら断熱タイプのスクリーンをしても、もともと室内に熱線は侵入しています。それを外の段階で防ぐことは、熱が室内に入るのを防ぐには一番効率が良いことなのです。
外付けのロールスクリーンは今までも有りましたが(セイキ総業の外付けロールスクリーンサングリッドなど)一番外付けの商品で悩みだったのが、長いビスでしっかりとした下地に固定しなくてはならないことでした。下地の位置をしっかりと確認したのちに、穴の部分にコーキングをしないと雨などが建物内部に侵入してしまいます。そのため施工費が高く付いたり場合によっては施工そのものが出来なかったり、という事がありましたが、このマイテックアウターは下地が無くても問題無し!!!
そもそもビス止めする必要が無いサッシ固定金具が用意されている点が特徴です。これでしたら専門家による特別な知識や技術が必要有りませんので、素人の方でも簡単に取付けが出来ます。
茅野市は日差しが強い
具体的に今回取付けをしたお宅は窓の内側にはブラインド(タチカワのアフタービート)が付いておりましたが、西日が非常に強く室内の気温上昇の原因になっておりました。夏場はブラインドを下げて日中は出かけておられるのですが、帰ると室内は蒸し風呂状態とのことでした。ここ長野県茅野市は標高が約900mあるので東京や大阪、名古屋といった都市に比べて気温は低いのですが標高が高い分、直射日光が強く、また紫外線の量も多いのです!!山では日焼けにご注意です。レースカーテンが標高の高い地区の方が消耗が激しく切れやすいのはご存じですか??
常に昼間に閉めているレースカーテンは直射日光を毎日受けています、紫外線、熱線、可視光線を浴びつづけているレースは標高の高い地区は強い量を浴びているため生地が弱くなっているのです。レースの寿命は大体10年が目安ですね。私の家のレースも12年目にして切れました。
外からのビフォーアフター
↑まずは外からの撮影で取付けをする前です。
取付け後は
↑マイテックアウターを取り付けてスクリーンを閉じた状態での撮影。
ぜんぜん違和感がなく外壁にもマッチしています。色は現在は3色でメッシュタイプの生地 TR-1255 TR-1256 TR-1257
今回は TR1257グレー色をチョイス。この色が一番遮熱効果が高い生地です
メカはシルバーとブラウンの2色で今回はシルバーを選びました。
まずは網戸の外側の出っ張りに
↑今回はマイテックアウターのガイドワイヤー仕様オプションでサッシ固定金具をつかいました。これはビスを使わなくて良いので素人施工にもってこいです。
まずは固定金具を取付けするのですが写真の部分のでっぱりに固定金具をトンカチでたたいて入れます(簡単に入ります)丁度指の部分です。
↑ワンポイントアドバイス
あらかじめ固定金具にブラケットを付けておくとやりやすいです
今回は2Fの窓です。通常は外に足場を組んで・・・大がかりなことですが、この固定金具タイプでしたら室内からの取付けが可能です。
ブラケットに本体をのせる
↑両サイドに固定金具、ブラケットが取付け(トンカチで入れるだけ)できたら次にはロールスクリーン本体をもって上に乗せる感じで借り置きします。左右をあわせたらブラケットの下のビスを閉めます(ドライバー1本で簡単です)本当に簡単で1人で本体を乗せることが出来ました。
ガイドワイヤーを付ける
次に左右の下の部分にガイドワイヤー固定金具を取付けします。これも固定カン具を使用してトンカチで網戸外部分に差し込むだけです。
差し込みが出来たら左右のワイヤーを穴に通してドライバーで締め付けをして左右のワイヤーをピンと張ります。余ったワイヤーはニッパなどで簡単に切れます。
取付けはこれで終了。所要時間20分でした。商品が来るまでどんなに大変なのか・・・と思っていましたがあまりの簡単さに逆にびっくりしました。
短所と長所は
マイテックアウター固定金具タイプの長所はなんと言っても外壁に穴をあけることがなく下地を気にせず取付けが出来ることです!!また同じ窓でしたら移動も可能(固定金具は別途必用ですが)それに外すのも簡単です、固定金具はトンカチで外せます(外した後には少し傷が付きますが)これもいいですね。古くなって取り替えの際もご自分で出来ますからね。
今回の様なガイドワイヤー仕様でしたら写真の様に途中で止めることも可能です。
短所は
次に短所ですが制作サイズが幅丈ともに窓に対してほぼ同じサイズにしか出来ません、そのため下の部分が開きが出来ます(写真参照)どうしても固定金具の上までしかスクリーンがこないためです。壁にビス留めするタイプでしたら窓から10-15cm下にガイドワイヤー止め金具を付けることも可能ですが、今回はサッシ枠を利用しているため下の部分が開きます。私個人的にはあまり気にはなりませんが、注意が必要です。左右は少し隙間がありますね。
左右の空間はこんな感じ
スクリーンの窓からの空きはこんな感じです、完全に外付け(ビス留め)でしたら窓から10cm位離しての施工も可能ですが固定金具ですとそうはいきません。
窓からスクリーンの距離は13cmほど開いていますので空気が通り、日差しは防げて室内には風が入ってきて良い感じです。
ガイドワイヤータイプですと風になびくこともないのでお勧めです。
オーニングですので上からの日差しを防ぐのが重要ですから下の部分はあまり関係ないですね。
離れてみても違和感無し
夏場にはほとんどスクリーンは閉めている状態ですが、秋や冬にはロールスクリーンですので巻き取り部分にしまうことが出来ていちいち外す手間が無く、スクリーン自体もカバーケースが付いているので、シーズンオフ中にも汚れの心配が少ないですのがいいですね。
ゆうあいスタッフからのコメント
夏場の熱対策と冬場の寒さ対策は省エネ効果を見越して窓辺から初めてみませんか?室内のブラインドはハニカムスクリーンや2重窓にするとさらに効果が高いです。