長野県茅野市北山車山高原 車山高原スカイパークホテル様リフォーム工事施工例
~エレべーターホール・ニッチ壁紙張替工事~
一昨年はエレベーターホールのエレベーターの扉・フレームをリアテックにてリフォームさせて頂き、昨年はタイルカーペット工事をさせて頂きましたが、今回は同ホールのニッチ部分がシミの様な汚れが気になるとの事で、ニッチ部分に壁紙を施工させて頂きました
施工前のエレベーターホール
↑ 既存の壁装飾材を一部分剥した状態 ↑全部剥した状態
既存壁には、壁紙ではなく、布(ヌバックのような)が貼られていました
その為、拭いたりすることが出来ず、水分を吸収してシミが出来ていました
(左側画像の濃い色の部分が既存布で左側画像の薄い色の部分が剥した状態です)
その為、メンテナンスが容易なビニールクロスに張り替える事になりました
下地処理
↑下地処理(不陸調整)
既存の布を剥したあとはパテ処理をして下地調整をします
壁紙を張り替える場合・新規に壁紙を貼る場合も下地処理が必要になります
カベの不陸調整の為、パテを使用しています、不陸調整をしないと仕上がりが美しくありません
↑下地処理前(剥した状態) ↑下地調整(パテ作業中)
↑パテ処理終了
パテ処理が終了したらパテが乾くのを待ちます、パテが乾いたら紙ヤスリで不陸調整をします
壁紙の施工
柄がある壁紙の場合は柄を合わせて貼っていきます
今回は92cm巾の壁紙を3巾(3枚)タテに貼りました<正確には2.5巾分を施工>
↑天板のアーチ(半円形)部納まり ↑壁面との納まり
天板部や壁の部分は余分な壁紙をカッターでキレイに切り落とします
継ぎ目部分はローラーを使用してジョイント部(つなぎ目)を目立たなく仕上げます
柄有り壁紙は、柄がずれるととても見栄えが悪い仕上がりになってしまうため、柄あわせは慎重に作業をしていきます
水平方向もちゃんと貼っていきます
(柄はあっているけど、柄が全体的に斜めになっているのは施工としてはNGです)
ニッチ壁紙施工後①
↑施工後アップ画像① ↑施工後アップ画像②
↑施工後全体画像① ↑施工後全体画像②
今回の使用壁紙はサンゲツさんのSG5968番です
淡色の石目柄を使って全体をシックな空間にしました
サンゲツ総合壁紙材 2015-2017 プレミアム・ウォール エクセレントというカタログから選定しました
SG5968は塩化ビニール樹脂系壁紙です
F☆☆☆☆ホルムアルデヒド等級の製品でもあります(シックハウス対策製品)
防かび加工付でもちろん不燃壁紙(準不燃壁紙)です
不燃壁紙でないとホテルや公民館等公共施設には使用できません
ニッチ壁紙の施工後②
↑施工前EVホール ↑施工後EVホール
施工前と施工後画像になります
ニッチ部を無地から石目調壁紙に変えただけで雰囲気がかなり変わったと思います
主張しすぎない色相もよかったと思います
今回の様に小さい面積(5㎡位)の壁紙施工なら半日あれば可能です
(営業日のチェックアウトからチェックインの間の時間で今回は施工しました)