長野県茅野市 K様邸 施工例
~リビング・ダイニングにウィリアム・モリスの『Fruit』
完成されたデザインとカラーリング~
K様邸 リビング~ダイニングのメインの窓に付いていたカーテンを
かけ替えました。
選んだカーテン生地はウィリアム・モリスのFruit(フルーツ)
カラー3番イエローです。
【フルーツ】
1864年 ウィリアム・モリス デザイン
壁紙のために作られた初期のデザイン。
葉や果物などの4つの矩形(くけい)のエレメントの反復によって構成されている。
斜め方向に流れがあり、隣接する葉が絡み合う複雑なデザイン。
12の木版からなるオリジナルのハンドプリント壁紙のスタイルを反映している。
リビング
【ドレープ】
これまでお使いの無地の遮光カーテンを、柄生地のフルーツに交換。
たっぷり2倍ヒダでカーテンの形も非常に美しく、迫力ある仕上りになりました。
【裏地】
様々な効果を得るために裏地付き仕様となっています。
①日焼け防止
カーテンの劣化として日焼けによる色褪せがあります。
出来るだけ変色を抑えるためにも裏地は効果的です。
②断熱効果アップ
裏地を付けることで生地の厚みが増します。
冬は冷気を塞ぎ、暖気を逃がさないという効果もあります。
③美しいプリーツ
見た目の美しさにも影響します。
カーテンをたたんだ時にもひだに沿った形で納まります。
裏を反しても高級感のある仕上りです。
↑上質な光沢感のあるシャンタン生地。
シンコール AZ8278
今回は遮光をしたくなかったので、非遮光の無地で合わせました。
【レース】
組み合わせたレースはシンプルなプレーンボイルです。
シンコール AZ8584
色々なデザインカーテンと合わせやすく、モリスのデザインにもマッチします。
↓裾は折り返し無しのウェイトテープ加工でスッキリと見せています。
ダイニング
【ダブルシェード】
ダイニングはカーテンスタイルからシェードタイプにしました。
生地はリビングと同じくフルーツ(裏地付き)+プレーンボイルの組み合わせです。
カーテンのようにヒダが出ないので、1枚の絵としてデザインを楽しむことが出来ます。
↑取付けた製品を写しましたが、まさに絵画です。
圧倒的な存在感あるデザインは製品の大きさもあり、見応え十分です。
【シェード本体】
使用したダブルシェードのメカ本体は
タチカワブラインド クレアス ワンチェーン式です。
幅220cm×高さ220cmの大きさの商品を1台で作成。
カーテンと同じく裏地付き仕様の為に生地重量の問題があり、規格外での
特別オーダーとなりました。
(通常は作製しないのでノンクレーム商品となります。)
↑裏地の重さもしっかり計算します。
選ぶ裏地によっては、オーバーサイズの作成も出来ない場合があります。
出来る限り1台で作る意味は大いにあり、まずは見た目の美しさです。
2台分割にすると、中心に隙間が出来てしまいます。
一番目立つ中心の柄がズレていたら魅力も半減です。
そんな意味で【Fruit】は1台で作成出来て本当に良かったと思います。
次に操作のチェーンが1本でスッキリします。
カーテンとレースの両方を1本で昇降出来るので使い易いです。
あとはレースが繋ぎ目無しで作れる事です。
幅継ぎ無しの1枚物は隙間もなく、やっぱりキレイです。
日中はドレープを上げてレースを見ている事も多いので重要な要素となります。
一番上まで上げるとコンパクトにまとまります。
カーテンからシェードに変更する事で、
窓のサイドに生地のたまりがなくなりました。
窓周りも非常にスッキリしました。