お部屋コーディネート施工例#342

松本市K様邸

~フィーロ・ウィリアムモリスでトータルコーディネイト~

K様は、ゆうあい松本店にいらして、開口一番

「とにかく良いものが欲しい。安物はダメだ」

・・・なかなか、聞けない言葉です。

店内を見て頂き、どんなテイストが良いかお聞きしましたか、流石に的確なアドバイスは出来ません。

「兎に角、一度現場を見せて下さい。 そうすれば、お勧めのカーテンをいつくかご提案出来ます」

そんなやり取りから始まったK様邸の施工例をご案内致します。。

豪華とは・・・今まで使われていたカーテンを見て

豪華なカーテンは、最近は少なくなりました。

それは、今のインテリアの流れでもあると思います。

カーテンを変えたいというK様邸に行ってびっくり。 ベルベットの縦にエンボスが入った生地。 そしてブレード。



そしてなんといっても、開口部の広さと高さ。 何と巾は5mを超え、高さも2.8mほど。





裏地も付けて有りましたが、流石にボロボロではありましたが。

これだけの良いものを見せて頂くと、「うーーーーむ」

難題を頂きました。

よっしゃ、頑張るぜ!!

沢山の店内見本吊りを持参、今のカーテンの代わりにカーテンレールにかけて数日間。

K様が選んで頂いたのは、店内でお客様が選んだカーテンではなく、私がこれ以外に持って行った 川島織物セルコン・フィーロ モリスデザインスタジオの中から、いちご泥棒FF1009(DV)でした。



こちらの商品は、川島織物が、イギリス サンダ―ソン社のパテントを得て織り上げたものです。

イギリス本国のオリジナルは、綿100%のプリント柄が多いのですが、こちらはポリエステル100%のもの。

形状記憶加工がメーカーのお勧めです。 で、今回も形状記憶加工をさせて頂きましたが、こちらでも難問発生。

川島織物セルコンの形状記憶加工の真空窯は、H(高さ)寸法が、260cmまでしか製作出来ないのです。 それは、AカンもBカンも同じとの事。

川島織物セルコンの営業さんに聞いたところ、「もっと大きなものが入る窯を持っているところが必ずあるはず」

探しまして、見つけました。 これは企業秘密ですが。

故に、写真のように綺麗なウェーブが出す事が出来ました。

さてここで、今回の使命です。

「兎に角、良いものが欲しい」

その答えの一つは、

形状記憶加工(裏地付)

今まで使っておられたカーテンにも裏地が付いていました。

それは何故か綿100%のものでした。 これは、ベルベットには素材感がそぐわないと思いました。

故に、裏地にも拘りました。

お勧めした裏地は、やはり川島織物セルコン・フィーロ FF1256(BR)。 ポリエステル100%の遮光裏地です。

少しお高いですが。光沢感があり色合いも抜群です。 選ばれた、いちご泥棒の生地にも良く合っていると思います。

タッセルをカーテンに縫いつける

写真を見ても、よくわからないかもしれません。

こちらは、右側のカーテンの右端にマジックテープで付ける共地タッセルを縫いつけたものです、

鉄筋コンクリート造りのK様邸は、壁にはビスが打てません。 一工夫で何とかさせて頂きました。



ちなみに左側は、木部に房かけがあり、普通に絞れました。

トータルコーディネイトとは

カーテン生地で、色々な小物がお作りできます。

故に、今回は、テーブルライナーと背当てクッションカバーをお作りしました。

テーブルライナー

背当てクッション(プレーンタイプ)

トータルコーディネイトをする事により、よりお部屋のまとまりが良くなります。

ゆうあいスタッフからのコメント



このウィリアムモリス・いちご泥棒の配色は、本国のオリジナルには無いものです。 また、ジャガー織りの本品は、日本人に合った深みを持っていると言えると思います。

K様、この度は誠にありがとうございます。 気に入って頂けたようで何よりです。

良いものは、絵画のように飽きがこないと思います。

ウィリアム・モリスのデザインは、不滅です。

イギリス本国のオリジナルのサンダ―ソン社のウィリアム・モリスも、

川島織物セルコンのウィリアム・モリスも、ゆうあいなら見比べられます。

長野県で、ウィリアム・モリスのカーテンをお探しなら、ゆうあい(松本店・諏訪店)までお越しください!!



また、

流石爾川島