長野県茅野市北山T様山荘 施工例
~吹き抜け傾斜窓にタテ型ブラインド~
完成
今回の様な山荘に限らず、傾斜した天井に合わせた形の窓は多いです。
大体が、上辺部分が斜めになった台形かと思います。
変形窓に合わせた窓まわり商品は意外とあります。
・カーテン
・ヨコ型ブラインド
・タテ型ブラインド
・プリーツスクリーン
・ハニカムスクリーン
等々・・・
色々とあるのですが、プライバシーや日差しの調整が出来、開閉の操作や仕上がりがスマートなのは、タテ型ブラインドかと思っています。
今回は、そんな変形窓にタテ型ブラインドの施工です。
(しかも、吹き抜け部の高所窓となります)
既存ブラインド 撤去
施工
高所で、傾斜天井への施工。
製品は上辺傾斜の台形。
特殊な内容とはなりますが、施工の手順は通常のタテ型ブラインドと一緒です。
但し、傾斜台形の天井付けには、ブラケット使用の設定がありません。
直接、レールを天井面に打ち付ける施工方法のみとなります。
ブラケットが使えない分、仕上がりはスッキリとしたものになるのですが、施工に関しては、難易度が上がってしまう場合も多々あります。
設定が無いのであれば、それに合わせて施工方法を考えて、安全/正確に仕上げられる様に、施工計画を立てます。
こんな感じにレールが付きました。
レールが付けば、あとはスラットを掛けていけば良いのですが、通常のタイプより吊元の機構が複雑になっている為、掛けにくいです。(その分、施工した後は、外れにくい)
掛け終われば、スラットのばらつきや絡まりを抑える為のボトムコードを付けていけば完成です。
上の写真↑の白い樹脂製の部品。
現行の製品には見かけない部品なのですが、良さそうなのでそのまま使用しました。
ハネの角度を変える為のチルトチェーンと、全体の開閉に使用するドライブコードを絡みにくくする効果がありました。
高所設置なので、どちらのチェーン/コードも長い為、絡み防止に有効かなと・・・
こんな工夫が出来る様に、何か流用出来るものを探してみたいと思います。
ちなみに、操作チェーン/コードとスラットの納まりは下図の通り。
納まりは、丈寸法の長い方のみとなります。
終了
タテ型ブラインド
今回、施工したタテ型ブラインドは、タチカワブラインドの「ラインドレープ」。
使用したスラットは、「ミント」
LD6534/オフホワイト
ガラス繊維のスラットで、水拭きも出来ます。(吹き抜けの高所なので、拭くのはかなり大変ですが・・・)
遮光性能も高く(遮光1級)抗菌加工もされています。
今回の様な、変形の傾斜台形はでは設定がありませんが、
通常の四角い仕上がりなら、リモコン操作の電動式のお選び頂けます。
高窓から長い操作用のチェーン/コードが無い為、見た目スッキリ、快適操作でお使い頂けます。