2011年(平成23年)3月11日(金)14時46分、あの日の悲劇を、あなたはどこでどんな風に知ったのでしょうか? 被災地から遠く離れた長野県のゆうあい松本店 武井です。
私はあの日、クロス貼り替えのお見積りに塩尻市北小野のお客様宅に向かおうとしておりました。
あの日の記憶は朧げで、確たるものはありません。 ただ、お客様のお宅で見たテレビの映像に言葉を失いました。
「仕事どこじゃないな」・・・そう思いつつ「自分では何もできないか・・・」と無力感を噛みしめました。
時は流れていきます。 あの日伺った塩尻市北小野のお客様からは、クロス貼り替え工事、カーテンの掛け替え、内窓工事と沢山のご注文を頂きました。
お客様から喜びの声を頂きました。 ただどんなに喜んで頂いても、私もお客様も本当の笑顔になれなかったと記憶しています。
忘れてはいけない記憶があると思います。 インテリアという仕事は、まず前提として衣食住が足りた上に成り立っています。 それで食べさせて頂いているという事は、「本当に幸せな事なんだ」と自覚する必要があると思います。
昨夜、NHKの番組を見て三年前の昨日を思い出しました。 仕事から離れたブログになりましたが、許してください。
あの日亡くなられた人の分まで、「僕らは必死で生きていかなくては」「本気になって、人に本当に喜んで頂ける仕事をしなくては」と自分に言い聞かせるのです。
次回は、私の本気の仕事「インテリア」の話をしますね。 ではまた!!