お部屋コーディネート施工例#154

長野県松本市 O 様邸 施工例

~ 中古住宅のカーペット張り替え工事 ~

中古住宅を購入された松本市のO様、2階の洋室をリビングとして使うとのことで、

もともと敷いてあったカーペットを交換したいとのご相談をいただきました。



家具など置いていた所はつぶれて跡が残り、全体的に汚れも目立つ状態になっていました。

ただ床の上にカーペットが置いてあるのではなく、カーペットの下にフェルトを敷き、

カーペットがずれないよう外周を専用の針に引っ掛ける『フェルトグリッパー工法』という施工がされています。

その為、カーペット下のフェルトにも長年の塵・埃が溜まっているかと思うので、

カーペット一緒にフェルトも交換していきます。

【 撤去作業 】

まずは既存のカーペットをはがし、フェルトも撤去していきます。

既存のカーペットの状態から



カーペット下のフェルトの状態。パッと見綺麗に見えても、かなり埃がでます。



そしてフェルトを撤去していきます。



フェルトはタッカーで打ち付けられているので、針残りのないように。



全てのフェルト撤去が完了し、もともとのフロアが姿を現しました。

この際に、床の外周に付いているグリッパー(カーペットを引掛ける針の付いた木材)を確認。

破損等あれば必要に応じて交換を行いますが、今回は交換の必要がなく、そのまま使用しました。

【 設置作業 】

続いてフェルト・カーペットの設置作業に入ります。

先ずはフェルトを敷いていきます。



すきまやたわみのないよう綺麗にフェルトを敷きつめ、ずれないようタッカーで固定します。

フェルト敷きが終わると、いよいよカーペット張りです。

実際の寸法より一回り大きいサイズのカーペットを用意します。



専用の道具を使いながら、たわみの無いようカーペットをピンと張っていきます。



グリッパーに引っ掛け、余分な部分はカットし、端を壁際に埋めていきます。



入口部分などの凹凸もこの通りきれいに納まります。

【 仕上がり 】

全ての作業が終わり、すっかり綺麗なカーペットに張り替わりました。



カーペットだけでなくフェルトを交換することで、クッション性も良くなり踏み心地がとても良くなりました。

今回、ウール100%のカーペットをお選びいただきましたが、

ウールには、ホルムアルデヒドの吸着作用、湿度の調整(湿気の吸収・放出)、防汚性、防炎性、

そして保湿・断熱効果により「冬は暖かく、夏は涼しい」といった優れた性能があります。

長く使っていただくカーペットには、やはりウールがオススメです。

【 使用カーペット 】

メーカー:東リ

製品:バーバークラフト ( BC4310 )  ウール100%( 5.5㎜ループパイル )

ゆうあいスタッフからのコメント

今回カーペット工事をさせていただいた長野県松本市のO様邸は、

約9帖ほどの広さで、カーペットの搬入から施工、片づけ完了まで約3時間程。

大きな家具移動等もなかった為、非常に短時間で作業が完了しました。

お部屋の規模にもよりますが、「何日もお部屋が使えなくなる・・・」といった心配はありません。

また、「家具移動が困難で踏み切れない・・・」という方も、まずはご相談下さい。

状況を確認させていただき、家具移動も含めた御見積りをさせていただきます。

カーペット張り替えのご相談はゆうあいへ、気軽にお声掛け下さい。

松本店 浦野