お部屋コーディネート施工例#184

長野県松本市T様邸 施工例

~内窓(YKK プラマードU)で防音を~

以前にご新築のカーテン工事をさせていただいたお客様から、

リビングの窓に内窓を付けたいとのご依頼をいただきました。

【 施工手順 】

先ずはカーテンを外し、施工できる状態にします。

今回は窓枠の内側に完全に納める為、カーテンレール等はそのままです。

最初に窓枠の内側に、内窓の上下レール、左右のフレームを立てこみます。

事前に採寸に伺い、寸法を合わせて製作しているので、ぴったり収まります。

奥行きを合わせながら、上下、左右全てのフレームをネジで固定。

フレームの固定が完了したら、さっそく窓の設置です。

設置そのものはこれで終了。あっという間です。

あとは、色々と微調整をしていきます。

まずは窓の動きを確認し、高さ調整をします。

手回しのドライバーを使って、内部の調節ネジを回します。

ここでサッシの角度などを最終調整します。

最後に、鍵(クレセント)の位置調節をします。

鍵の受け側の左右を調節。位置が悪いと鍵がかかりません。

これで設置作業は完了です。

【 内窓設置の注意点 】

内窓の施工には、窓枠の内側に約8㎝程(干渉物のない状態で)の奥行きが必要となります。

奥行きが確保できる場合でも、場合によっては窓枠内に納めきれないこともあります。

既存窓(外窓)の鍵(クレセント)の回転軌跡を考えなくてはなりません。

外窓の鍵が閉まっている状態で内窓に干渉しない場合でも、

施錠・解錠の際にクレセントの柄が内窓にあたってしまうこともあります。

今回施工した窓も、柄の長いクレセントが使われていましたが、

↓内窓を開けきった状態で、柄と内窓の干渉が無いことを確認した上で施工しています。

奥行きが足りているからと考えなしに施工してしまうと、鍵の施・解錠ができなくなってしまう為、

寸法を測る際に、鍵の位置・柄の長さにも注意しなければなりません。

また、奥行きが足りない場合には、「ふかし枠」という補助部品を設置することによって

枠を室内側に延長し、施工に必要な奥行きを確保する方法もあります。

※ふかし枠を使い、外窓~内窓の空気層を厚くし、断熱、防音効果を高めることもできます。

但し、窓枠が室内側へ出っ張ることにより、現在使用しているカーテン、ブラインド等が

使えなくなってしまうこともあるので要注意です。

今回納品した窓も、もともと施工してあったカーテンレールをそのまま使用するため、

窓枠の中に収まりきるように施工をしています。

【 使用製品のご紹介 】

*今回使用した内窓*

メーカー : YKK AP

製品名  :  プラマードU

窓タイプ : 引き違い窓 2枚建 クレセント仕様

ガラス : Low-E複層ガラス(断熱タイプ)透明 3㎜+A12+3㎜

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内窓は、既存窓の形状に合わせて様々なタイプが選べます。

引き違い窓

FIX窓 , 内開き窓 , 開き窓テラス

ガラスも種類が色々、

型ガラスや格子入りのものもあり、ガラスの厚みも3・4・5・6㎜と選べます。(6㎜は単板透明のみ)

ガラスの種類で性能は様々。地域(寒さなど)や、目的に合わせたガラス選びが大事です。

ゆうあいスタッフからのコメント

今回、T様が内窓設置をご希望された1番の理由は「防音対策」でした。

家の立地環境の都合で、外部の音を抑えたいとのご要望から選択いただいたのが内窓です。

冬場の寒さ対策・断熱目的での内窓工事が特に注目されていますが、

内窓は、外の騒音軽減や、室内の音漏れの軽減にも高い効果を発揮します。

(※音環境は、建物の性能(壁の防音性能など)にも影響を受けます)

断熱・防露対策、防音対策、そして防犯対策にもなる内窓、オススメです!

松本店 浦野

長野県で内窓工事をするなら、ゆうあい(松本店・諏訪インター店)へ、

気軽にご相談下さい。