お部屋コーディネート施工例#226

長野県安曇野市 A様店舗 施工例

~西日の暑さ対策、外付けロールスクリーン~

安曇野市のとある店舗にて、店舗入り口が西向きで

夏になると午後から夕暮れまでの日差しが厳しく、とても暑いとの事。

入口のドアを塞ぐわけにはいかないので、何か良いものはないかとご相談いただきました。

先ずは製品選び

当初ご相談いただいた際は、ビニール製のカーテンを付けたいとのことでした。

お話を聞いてみると、施工例#048でご紹介しているようなもので、

イメージ

写真のような透明な生地でなく日差しを遮れるようなもの、

オーニングなどに使われるテントシート生地で作りたいとの事でした。

しかし、使用しない際の収納方法の問題、使用時の見栄えの悪さや、

テント生地では明るさを遮り過ぎでしまうかもしれないという懸念もあり、

別の案を考えることにしました。

製品のご提案

そこでご提案したのが、夏場の暑さ対策ができる窓周り商品の

『外付け用ロールスクリーン』(屋外用ロールスクリーン)です。



カーテンレールやブラインド等のメーカー、TOSO(トーソー)から発売されている

『 マイテックアウター 』という製品です。

窓の外にスクリーンを設置することで日射を遮り、暑さを抑える省エネ効果があり、

外からの目線も抑えられる人気の商品です。

強い日差しを抑え、かといって暗くはしたくなく、且つ見栄えの良いもの・・・

ご要望を考えると、まさにマイテックアウターがぴったり!

施工へ

先ずは天井面に製品の取付金具を付け、本体を設置。



構造としては一般的なロールスクリーンのようなものなので、

生地を全て巻き上げてしまえば、スッキリと本体フレームに収まります。

使用しないシーズンにも取り外すことなく、設置したままでも気になりません。

このマイテックアウターには、製品の両端にワイヤーを通すことで風などによるバタツキを抑え、

生地を好きな高さで止めることのできる『クラッチ式/ガイドワイヤー仕様』のものと、

ガイドワイヤーを付けず、常に巻き上がろうとする力を利用して生地を張らせる

『ノンクラッチ式』というものがあります。

ワイヤーを付けなければならないクラッチ式では、ワイヤーが通行の邪魔になる為、

今回は後者のノンクラッチ式(ストッパーなし)のタイプを選びました。

生地が常に巻き上がろうとする為、裾(ボトムレール)をどこかに固定しなければなりません。

そこで、先ず用意したのが『ボトム固定ベルト』というオプション部品。



バルコニーなどに設置した際に手摺に固定する為のパーツです。

そして、階段部分のタイル目地に固定用の金具を設置。



ベルトと金具をカラビナで繋ぎ、簡単に脱着のできるようにしています。

実際に生地を降ろし、ボトムレールを固定すると↓この通り



適度な明りは通しながら日陰を作り、暑さを抑える、

日本の伝統である「よしず」をより機能的に、おしゃれにしたような製品ですね。

ゆうあいスタッフからのコメント

今回使用した外付けロールスクリーン『マイテックアウター』は、

巾は60㎝~285㎝まで、高さは60㎝~300㎝までの範囲でオーダーができ、

ちょっとした小窓から、開口部の大きな窓まで対応ができます。

夏場の暑さ対策に、遮熱効果の高いカーテンなどもよく使用していただきますが、

そもそも窓に当たる日差しをやわらげ、「室内に入る熱を抑える」ことが

暑さ対策としてはより有効になります。

ホームセンターなどでお手軽に買えるよしずも暑さ対策に良い方法ですが、

和風住宅以外では外観に合いませんし、保管も大変。

毎年使い捨てて買い直すなんて方もいらっしゃるようですね。

外付けロールスクリーンなら、一度取り付けてしまえば長期間使用できますし、

収納などの心配もありません。

壁等にネジ打ちするのが心配な方には、サッシに金具を固定する

ネジ打ち不要なタイプもありますので、

まずは気軽にご相談下さい。