お部屋コーディネート施工例#252

長野県安曇野市穂高 T様邸 施工例

~山荘のカーテンコーディネート~

山荘のカーテンスタイル

長野県安曇野市穂高には別荘エリアがあり、山荘を建てられる方が多数おられます。

別荘にカーテンを付ける場合、町場と大きく異なる点があります。

それは、レース系の昼間のプライバシーを守る物が絶対的に必要ではない、という事です。

穂高に越していらっしゃる前には、軽井沢にいらしたというT様。 モノの価値を知り、良い品を熟知されておられました。

そんなT様にご納得頂けた、山荘のカーテンコーディネートをご紹介致します。

山荘のカーテンの素材感

T様は、インターネットでゆうあい松本店を検索され、ご来店頂きました。

ご来店されて開口一番おっしゃられた言葉。 「自然素材系の無地の生地で、比較的さらっとしたものを探しているのですが・・・」

「自然素材なら、本物の麻、本物の綿もありますが、水洗いが可能な自然素材系のものも沢山ございます。 さらっとした生地感ですか、お気に召すかわかりませんが、お勧めのもの、いくつかご紹介致します。」

サンゲツ、スミノエ、リリカラ、川島セルコン、そしてゆうあいオリジナル「ナイスプライス品」いくつかご紹介させて頂きました。

カーテンメーカーのものは、見本帳に貼り込んであるちっちゃな生地では、僕らでも判断できません。

大き目の尺角見本をご自宅にお送りし、決めて頂きました。

この生地をベースに、全てのコーディネートが展開していきます。

使用ドレープ生地:リリカラ FD-51205









LD: ドレープカーテン+プレーンシェード

LDは、ドレープカーテンとプレーンシェードでコーディネートしました。 レース系ものはお付けしませんでした。

穂高の別荘エリアは、蓼科、軽井沢などと同じ森の中です。 四季折々の風景が窓越しに楽しめます。

また、T様のLDスペースは特に高い所にあり、特に昼間のプライバシーに気を使いすぎる必要がありません。 また森の中ゆえ、日差しの強さも木々が遮ってくれるのです。

掃き出し窓には、両開きのカーテンをお勧めしました。



生なりのさらっとした生地感は、窓越しの風景を邪魔することがありません。



滑り出し窓にはプレーンシェードをお勧めしました。

山荘の窓枠は、「絵画の額縁」と言えます。 プレーンシェードは、畳み上げてしまえば、窓枠をほとんど隠す事がありません。 滑り出し窓には最適なスタイルと言えます。

また、T様邸のカーテン工事の折りは、春先のあいにくの雨模様でしたが、写真のようにしっとりとした表情を見せてくれました。

使用レール:TOSO レガート Bキャップ ライトオーク色

使用メカ:TOSO クリエティドラム(チェーン式)









主寝室:ダブルシェード(プレーン+プレーン)

同じサイズの滑り出し窓が、二つ並んだ通りに面した窓には、ダブルシェード(プレーン+プレーン)をお付けしました。



レースの生地は、素材感のあるゆうあいオリジナルをお勧めしました。

今回レース付きのダブルシェードをお付けしましたが、現地での採寸をするまでは、枠内にレースカーテンを付けるつもりでおりました。

滑り出し窓のロール式網戸のカセットが窓枠に付いておりましたが、これが意外と大きかったため、ダブルシェードをご提案しました。

結果的には、すっきり感が出せて良かったのではないでしょうか。

メカは、 LDのプレーンシェードと同じTOSO クリエティドラムのワンチェーン式をお勧めしました。

ドラム式(チェーン式)は、コード式と違いひも切れの少ないメカと言えます。

使用メカ:TOSO クリエティドラム ツインワンチェーン









洋室:ダブルシェード(プレーン+プレーン)

寝室のとなりの洋室スペースには、寝室と同じスタイルをお勧めしました。



洋室は、プライベートの空間でしたので、寝室と同じくレース生地を必要としました。

使用メカ:TOSO クリエティドラム ツインワンチェーン

洗面.トイレ:ウッドブラインド コード式

今回のこだわりはもう一つあります。

洗面の窓には、他の部屋の窓枠内にある ロール網戸のカセットを無理に付けなかったとの事です。

「ウッドブラインドが付けたいのです。それも枠内に・・・」

そんなT様の声を伺いながら採寸・・・



「うーむ・・・」

写真のように、輸入の滑り出し窓の枠内には、取っ手があり、取付が出来る空間は4.5cmしかありませんでした。

そこで、ご提案したのが、タチカワブラインド ウッドブラインド フォレティア35P  ポール式。

こちらは、奥のブラケットからヘッドボックスまで4cm強でぎりぎり枠内に収めることが出来ます。

今回お勧めしましたスラットの幅は35mmになります。 25mmも上記のスペースは同じですが、スラットを畳んだ時の畳みしろが、25mmの方が大きかったり見た目の感じも、ゆうあい松本店のショールームにある実物サンプルで確認して頂き、ご納得頂けました。



トイレの窓にも同じフィレティア35Pをお付けしました。



枠内付けで、畳み上げても畳みしろが気になりません。



色あいも自然です。 これは、ドレープカーテンの生地ともコーディネートして、山荘全体のバランスも考慮しています。

ちなみに、25mmと35mmのスラットでポール式(コード式)のメカが作れるのはタチカワブラインドだけになります。

ヘッドボックスには無料のオプションにである穴無しスラットを貼ってあります。⇒ヘッドボックス:ナチュラルウッド

使用メカ タチカワフォレティア35P ポール式 FT-3221ナチュラル

ロフト:プレーンシェード

ロフトはレース不要ということで、シングルのプレーンシェードを付けました。

使用メカ TOSO クリエティドラム

ゆうあいスタッフからのコメント



山荘に住む事は、都会の方は憧れていらっしゃる方も多いのではないのでしょうか。

長野県には蓼科、軽井沢、穂高などの多くの別荘地があります。

長野県内の別荘地でカーテンをお探しなら、経験豊富なゆうあい(松本店、諏訪店)までお問い合わせください。

T様、撮影にご協力頂き 誠にありがとうございました。