長野県諏訪郡原村 M様邸 施工例
~カーテンに裏地を付けて保温効果アップ~
新しいカーテンレール&カーテンに交換後
M様のご自宅は、八ヶ岳が良く見える、長野県諏訪郡にある、原村という場所にあります。
原村は、標高が高く、夏は涼しい避暑地でもあり、木々の緑がとても映えて綺麗な場所です。
逆に冬は、雪も多くとても寒さが厳しい場所でもあります。
今年の初めに、M様より寒さ対策の間仕切りカーテンのご依頼をいただいた御縁で
そのほかのお部屋のカーテンとレールも買い替えをしたいと、ご相談頂きました。
【カーテン施工前】
施工前のカーテンレールは、ウッドレールのシングルタイプが付いていました。
もともと、別荘地ということもあり日中は、ほとんどカーテンをオープンにしていることが多いため、
レースカーテンが必要ないようです。
今回、カーテンを買い替えるのにあたり、ず~っと悩みの種であったカーテンレールも
一緒に買い替えることにしたそうです。
ウッドレールの悩みの種とは・・・
写真のように、リングランナーが割れてしまう現象が起こります。
カーテンを開けたり閉めたりするときに、リングランナーの輪っか同士が
当たるなどして長年使うとこのように、ひびが入って割れてしまうことがあります。
新しいカーテンレールのブラケット(レールを支える金具)を取付けします
カーテンレールは、今後のことも考えて、今まで使用していたようなウッドレールではなく、
木目調のカーテンレールで、輪っかのタイプのリングランナーではなく、カーテンレールの中の溝を通る
滑車タイプのランナー仕様の、タチカワブラインド【ビバーチェ】シングルレールをお勧めしました。
使用したレールの種類: ビバーチェ/シングルセット/ブラウン(木目)/アクセントフィニアルTセット
カーテンは、カーテンメーカー東リの中からお選びいただきました。
このカーテン生地を、とても気に入っていただいたのですが、この生地は薄いので
冬の寒さを考えて、もう1枚裏地を付けることにしました。
M様邸では、裏地は、本体の生地に一体型になる、縫い付け仕様にしました。
東リのカーテンでは、本体に縫い付ける以外にも、裏地を取り付けられる方法があります。
図のように、カーテンの上部アジャスターフックへひっかけて留める方法で
簡単に取り付けできる裏地を、簡易裏地といいます。
価格は、縫い付けタイプよりも、リーズナブルになります。
裏地を取り付けることによって、保温性の効果も高まりますし、遮光性もアップします。
さらに、カーテン自体を長持ちさせる効果もあります。
今回は、M様より形状記憶加工もつけてほしいとの、ご要望もありました。
東リでは、プリーツ加工が形状加工付きとなっております。
他にも、形態安定加工のソフトプリーツ加工もございます。
(生地によっては、加工がつけられない生地もございます。)
カーテン使用生地
ドレープ:KTB4071 裏地:KTB4337
ゆうあいスタッフからのコメント
長野県は、夏の暑さよりも、冬の寒さ(厳しさ)が気になる地域です。
今回のように、お気に入りのカーテン生地を見つけても
例えば、その布自体が薄くても、裏地をつけることが可能です。
裏地は、その効果だけではなく、外からの見た目も美しく見せてくれます。
M様、いろいろと、ご相談いただきまして有難うございました。