お部屋コーディネート施工例#284

長野県塩尻市 某飲食店  様 施工例

~客席ベンチシート、椅子張りレザーの張り替え~

ゆうあい松本店の近く、塩尻市内の飲食店様から、

客席のベンチシートが傷んでしまったと、レザーの張り替えをご相談頂きました。

たくさんある客席のうち、いくつかのレザーに小さなキズや穴あきなど。



穴あきのものは子供のいたずらなのか(?)中のクッション材もほじくられていました…。

※クッション材はレザー張り替えにあわせて補修・交換なども行います。

中には表面が広い範囲でひび割れたものや、角が擦れて破れてしまったものもあり。



お客様に気持ち良くお食事していただくためにも、きれいさっぱり張り替えてしまいましょう。

【使用レザー】

今回は全ての客席のシートを張り替えるわけではないので、

元々使用しているレザーと同じものでの張り替えをしました。

使用したのは《 シンコー 》というメーカーの椅子張り生地です。



左側のレザー[PVC(ポリ塩化ビニル)]タイプのカタログから、



この3種類のレザーを使用しました。

飲食店なので、難燃タイプ(防炎協会認定品)なのはもちろん、

アルコールの影響を受けにくい表面になっている「準耐アルコール」、

除菌剤(次亜塩素酸)での拭き取りに対応する「耐次亜塩素酸」のレザーです。

【仕上がり】

実際に張り替え作業を行うのはメーカー工場になりますので、

張り替え手順などの写真は今回ありません。(すみません…)

張り替え終わったカーペットはすっかりキレイに生まれ変わり、

ひび割れていたレザーは ⇓



穴あきのシートも ⇓ クッション材を直してふっくら。



キズありシートも ⇓ 御覧の通り。



綺麗な縫製で、シートの角の仕上げもばっちりです



レザーの張り替えに合わせて、張り替えのないベンチシートのぐらつき、浮きがあるものは

ネジ固定のやり直しなどのメンテナンスも行いました。

以前に張り替えを行った業者が、土台とシートを接着剤で固定してしまったようで、

張り替えをするシートも、力ずくで無理やり引きはがしました。



本来はシートを土台にネジ固定するものなので、

ネジを抜けば簡単に外せるようになっているべきものなのですが…

一部のシートはネジ固定が困難なところもありましたので、ベンチシート、土台に

強力な面ファスナー(マジックテープ)を付けて固定した場所もあります。



次のレザー張り替えの際や、メンテナンスが必要な時に、

接着剤での固定をされてしまっていては困りますよね。。。

ベンチシートの固定は後々のことも考えた固定方法をしなければなりませんね。

【受付からの流れ】

椅子張りレザー張り替えのおおまかな流れとしては、

①現地採寸・レザー選び

②見積りご提示・ご成約

③メーカーへ正式に依頼

④ベンチシート回収・工場へ送付

⑤工場仕上げ・発送

⑥入荷・納品へ.....となります。

椅子張りの張り替えついては前述の通り、

椅子・ベンチシートそのものを張り替え工場へ送る必要があるので、

お客様を招く店舗などでは、営業に支障が出てしまいます。

今回の飲食店様でも、工場にレザーを入荷させ、作業日の予約をしたうえで

ベンチシートの回収に伺うようにし、最短納期で対応できるようにしました。

ゆうあいスタッフからのコメント

ゆうあいではカーテン工事やカーペット・壁紙などのリフォーム工事以外にも、

今回のような椅子張りの張り替えも承っております。

店舗の椅子・ベンチシートから、個人宅のソファーカバー等、

椅子張りレザー・ファブリックの張り替えをご検討の際は

気軽にお申し付け下さい。