お部屋コーディネート施工例#344

~ロールスクリーン修理~

自分で直す方法をお教え致します

 

 

スプリング交換

長野県にあるカーテン専門店ゆうあいではシェードやブラインドなど、メカ物の修理も承っております。

先日、ロールスクリーン修理のご依頼をいただきました。今回はロールスクリーンの

プルコード式のスプリングの交換方法をご案内します。

スクリーンが下までさがったまま、上がらなくなってしまったとのことです。



写真では本当に上がらないかどうかわかりませんが、原因はスプリングにありました。

写真の下側にあるのが正常なスプリングです。上側のスプリングは右側のバネがはずれてしまっているのがお分かりいただけると思います。



このバネをもう一度伸ばしてひっかけると一時的にまた使えるようにはなるのですが、一度はずれたバネはその後もはずれやすくなってしまうので新しいものに取替えましょう。

メカ物の修理や部材の取り寄せの際役に立つのがこの「メンテナンスシール」です。



このシールでメーカーさんがデータを調べ、例えば古いタイプのメカでも、現在取り扱いのあるものの中で合う部材があるかどうかが分かります。

さあ、いよいよビスを外して、お取り寄せした新しいスプリングに替えます。



小さなビスなので、作業中なくしてしまわないようにまとめておきます。



バネがはずれてしまったものを取り出して



新しいものを入れます。



入りました。





元に戻します。







最後にスプリングの強度を調整します。

これが弱いとスクリーンが上がる速度が遅かったり、途中で止まってしまったりします。

逆に強すぎると思いっきり勢いよく巻き上がってしまいます。



微調整はこのスティックを差し込んで行います。



ロールスクリーンがちょうど良く巻き上がるように調整できたら完成です。

ご購入から10年以上経っているメカ物は基本的にお買替えをおすすめしますが(一ヵ所直してもすぐに別の箇所が壊れる可能性が高いので)、修理すればまだまだ使えるものもございますのでお気軽にご相談ください。

ロールスクリーンの修理はこのスプリング交換が一番多いのですがチェーン式の場合はチェーン自体が切れてしまうことがあります。その場合はチェーンの交換で済みます。

長野県塩尻市にあるカーテンショップゆうあいにも20年以上の経験のある専門スタッフがおりますので、各種修理を行っています、松本市や安曇野市などの近隣のお客様もブラインドなどの修理品があったらご相談くださいませ、勿論他店購入の品でも喜んで修理させていただきます。ただし15-20年以上のご使用の物に関しては修理では無く新しい物に交換をお勧めいたします・

ゆうあいスタッフからのコメント



お気に入りの生地なのでまだ使いたい、同じ部屋で何窓か同じスクリーンをつけているが、一窓だけ壊れてしまった。等、お買替えだけでなく 年数が経っていてもできれば修理して使いたいというお客様もご来店されます。

是非ご相談ください。