諏訪郡原村 Y様邸
~バンブーブラインドで統一した自然に溶け込む家~
八ヶ岳での田舎暮らしをプロデュースしている方からのご紹介でY様より連絡をいただきました。
都会からご家族で移住されるおうちにバンブーブラインドをつけたいとの事でした。
窓から見える大自然としっくり調和するY様邸の施工例をご紹介致します。
ウッドブラインドとバンブーブラインドの違い
最近はオーガニックやナチュラル志向など、天然素材がブームになっています。
天然素材のブラインドといえばウッドブラインドですが、今回はニチベイさんで取り扱っている「バンブー(=竹)ブラインド」をお選びいただきました。
ウッドブラインドはおしゃれで高級感のあるお部屋にしてくれますが、大きい窓に取り付けるにはブラインドの操作が重くなりがちです。
しかし、竹製のスラットはウッドブラインドよりスラットの厚みが薄く、操作がしやすいのが特長です。価格もウッドブラインドよりお手頃です。
スラットのカラーバリエーション
全7色展開です。
スラットには天然素材の竹を集めて加工したものを使用しています。そのため、一枚一枚に竹の節目やすじなど、竹特有の特徴が多く出ています。
色が薄いスラットのものを近くで見ると、竹の継ぎ目や質感をより感じることができます。
Y様邸では壁の木の色と馴染みつつ少しポイントにもなる「アーモンド」色(上から2段目右側)を使用しました。
バンブーブラインドの施工
ブラインドを窓枠の中に収める「枠中付」で施工しました。
窓枠を覆う「正面付」より、すっきり収まるのが特長ですが、窓枠の奥行が少ない場合は注意が必要です。
特にY様邸のように天然木を使用した窓枠の場合、枠の際ギリギリにビスをうつと木が割れてしまう恐れがあります。その場合は正面付をオススメします。正面付には、ブラインドを上まで上げた時に開口を大きくとれるという特長があります。
ブラケット取付
ブラインド装着
スラットの開閉
ループコードの前後を引っ張ることでスラットの開閉ができます。
それによって光の調整ができたり、窓を開けた際には風をお部屋に入れることもできます。
スラットを閉じた状態↓
スラットを開けた状態↓
閉じている↓
開いている↓
閉じている↓
開いている↓
ループコード式とコード式の違い
バンブーブラインドの操作方法には、ブラインドの昇降・スラットの開閉を一本のループコードで行う「ループコード式」↓
と、昇降コードとスラットの回転コードが別々についている「コード式」↓
の2種類あります。
コード式は一気に上がり、一気に下がるので昇降がすばやくできますが、大きなサイズですとコードに負荷が多くかかり、早い段階でコードが切れてしまう場合もあります。
ループコード式はひっぱった分だけ上がり、ひっぱた分だけ下がるので、大きな窓の場合昇降に時間がかかりますが、コード式より丈夫です。
また、製作できるサイズも操作方法により異なります。
コード式は最小幅30cmから製作できるのに対し、ループコード式は最小幅50cmからの製作になります。(最大幅はどちらも200cm)
高さ方向に関しては、ループコード式の方が製作可能範囲が広いです。
ヘッドボックス部分 ループコード式↓
ヘッドボックス部分 コード式↓
Y様邸には1カ所だけ幅が50cm未満の窓がありましたので、そこはコード式にて、他はすべてループコード式にて取付けしました。