長野県 諏訪市 H様邸
~フェルトグリッパーのカーペット工事~
昨年から今年にかけて、クロス工事やカーテン工事をゆうあい諏訪店でやらせていただいたH様。
今回、寒さ対策の間仕切りカーテン工事とカーペットをオーダーしていただいた際に、以前クロス工事をさせていただいたお部屋のカーペットも交換したいというお話を頂きました。
フェルトグリッパー工法できれいに生まれ変わったH様邸応接室の施工例をご紹介致します。
フェルトグリッパー工法とは
まずカーペットの下に、クッション性を増すためにフェルトやハイクッションなどの下地材を敷きます。
下地材の上に重ねたカーペットを工具で引っ張り、お部屋の四方に打ち付けた釘の出た板(=グリッパー)に引っ掛けて留める工法です。
カーペットの端をグリッパーと壁の間に差し込むため、見た目もきれいに仕上がります。
フェルトグリッパーのメリット
カーペットの下に敷いてるクッション材のおかげで、普通にカーペットを敷いただけの場合よりも高いクッション性が得られます。
またそのクッション材は空気を含んでいるので、より暖かく、高い断熱性も期待できます。
また、高い遮音性能も得られます。
施工
まず、古いカーペットをはがしていきます。
施工前↓
ところどころ汚れた箇所があります。
大きなカーペットは運びやすいよう、カットしながらはがしていきます。
カーペットを交換する際には、その下のクッション材も一緒に交換するのがおススメです。清潔感もありますし、踏み心地も変わります。
カーペットと下地材を剥いだら、とめてあったホチキスのハリを除去します。
ハリを外したら掃除機をかけて床をきれいに掃除し、いよいよフェルトを敷いていきます。フェルトはカーペットを載せたときに平らになるように、グリッパーと同じ厚みになっています。
フェルト施工後↓
フェルトを敷き終えたらカーペットを重ねて載せ、カーペットをグリッパーの釘に引っ掛けていきます。
しわなく張った後にカーペットの端を差し込みます。
隅々までぴったりきれいです!
使用カーペット
H様邸ではEL-56を使用しました。ほんの少しピンク味のある、華やかなベージュです。汚れは目立たず、でもお部屋は暗くならない良い色でした。
カーペットには暖かさやクッション性以外にも、フローリングにはない「ほこりを取り込む」特性があります。それによって室内のほこりっぽさを軽減してくれます。
つまり同じ頻度で掃除をしていたら、フローリングよりカーペットの方がほこりが舞い上がりづらいということです。
一年中さらっと快適なウールカーペットで健康的に過ごしていただけたらと思います。