長野県茅野市 某施設その1
~広いバーベキューデッキに風よけビニールカーテン~
十年来の知人からの紹介で、某施設の改修工事のお手伝いをさせていただくことになりました。
宿泊施設のカーテンやロールスクリーン、バーベキューデッキの天窓シェードとビニールカーテンの施工をさせていただきました。
まずはビニールカーテンと天窓シェードの施工例をご紹介致します。
ブラックレール
ビニールカーテンのレールの施工をする際、ほとんどの場合がシルバー色のレールを使用しています。
今回は黒いレールを施工したいとご希望でしたので、岡田装飾金物様のカタログを取り寄せ、意匠性の高い飲食店やブティック、スタジオや劇場、テーマパークやリゾート施設、グランピング施設等におすすめの「ブラックレール」を使用致しました。(もちろん工場や倉庫にもOK)
レールの色が変わるだけでかなり印象が変わります。
ビニールカーテン生地
ビニールカーテンの生地にもさまざまな種類があります。
生地の厚みの違いや防炎・耐電・防虫・高耐候などの特性の違いです。
今回施工するのは標高も高く、冬には厳しい寒さが予想されますので
耐寒タイプの生地を使用しました。
使用生地:デルマ350寒
施工写真
バーベキューデッキの広い西側の面と、斜めになっている南側の面に施工致しました。
西側 全閉時↓
西側 全開時↓
東側はレールを取り付けられる箇所が限られており、高さが変わります。
下端がほぼまっすぐそろうように、上部を斜めにカットしてもらうように指定して作成しました。
西面とも長さが合うように調整↓
ビニールカーテンを使用しないときに束ねておくタッセルも作成しました↓
バーベキューデッキに天窓シェード
デッキの上にはクリアの板が張られていて、明るさを確保しつつも雨や雪がしのげるようになっています。
とはいえ広いウッドデッキですから、陽を遮るものがないとかなり眩しいですよね。
そこで遮光のカーテン生地でシェードを作り、天井面に施工しました。
※注意点として、基本的に天窓シェードは屋内に設置するものです。今回は天井面に板を貼ること、風でレール内部に土や埃が入ると動きが悪くなってしまったり、故障の原因になることがあることなどを了承していただき、施工しております。
天窓シェードは、下の写真の緑の矢印のコードを引っ張ることで、シェードが開いたり閉じたりします。
使用カーテン生地
シンコールの「ソワレ」という生地を使用しました。かすかに柔らかい光が入る遮光2級の生地です。
ML-7337
太細のあるヨコ糸を使い素材感を出した、軽やかながら緻密感のある生地で、カラーバリエーションも豊富です。