長野県茅野市 N様邸 施工例
~見晴らしの良い山荘にウィリアム・モリスのカーテン~
モリスのカーテン
N様邸は、長野県茅野市の標高が高い山荘にあります。
お打合せの際に、いろいろとご要望などお伺いさせていただいたのですがN様からは
『草・木・鳥』が入っている柄のカーテンがよいので探してほしいとのご要望でした。
そうなると、いくつか候補があったのですが『ウィリアム・モリス』のカーテンがよいのではないだろうか?
【ウィリアム・モリス(1834~1896)】
英国の思想家、詩人でもある。近代デザイン史上に大きな影響を与えた一人。
モリスのデザインは、色褪せることなく今もなお、多くの人々に愛され続けている。
N様には、ご要望にある草・木・鳥が入っているデザインのウィリアム・モリスのカーテンの中から
【バード&アネモネ】や【ストロベリー・ティーフ】【ケルムスコット・ツリー】をお勧めしてみました。
すると今ご使用のカーテンが、バード&アネモネであるという事でした。
ウィリアム・モリスのカーテンが飽きることなく良いカーテンだと、十分ご理解しているN様。
今回ご提案させていただいた中から、【ケルムスコット・ツリー】にしてみようかな?という感じでお返事を頂きました。
ケルムスコット・ツリーは、ウィリアム・モリスの愛した『ケルムスコット・マナー』の
モリスの寝室のカーテンからヒントを得た、鳥と花に囲まれた木々の図柄がデザインされています。
カーテン生地には、天然素材の麻・綿などが使われています。
この窓は、天井埋め込みのカーテンBOXになっている為、カーテンレールが隠れるように設計されています。
レースカーテンは、柔らかい風合いのスパンボイルTKF10688を合わせさせていただきました。
レースカーテン=メーカー:東リ
シェードでタペストリー風
同じお部屋に、共生地でシングルシェードを設置させて頂きました。
ここで問題点が1つ。
写真の様に窓が細長く、幅が狭い為『ケルムスコット・ツリー』だと柄が入らないのでは?
でもこの柄、ツリーの幅が途中で切れたらおかしい!もったいない!だったら普通のロールスクリーンにする?
それだとデザイン性でちょっと寂しい・・・。色々考えてみました。
そこで、N様にご提案させて頂いたのが、絵の様に普段下ろしておくのならば
タペストリー風のシェードとして考えればよいのではないでしょうか?という事。
ただ完全にタペストリーにしてしまうと、窓を開けたいときに困る事、この為シェードスタイルが良いなとなりました。
N様にもご説明したところせっかくだから柄をセンターにドン!と入る様に製品巾を合わせることになりました。
【シェード施工後】
柄に合わせて窓巾よりも大きめにシェードを仕上げました。
基本的には、幕体(生地)を下ろしていることが多いとの事。
生地がおりている状態だと、窓より製品巾が大きいのも余り気にならないと思います。
窓の向こう側が少し透けて見えるのも、また良い感じですね。
【インテリアショップゆうあい諏訪店のコーナー】
数多くのカタログがあり、その横には展示吊りサンプルを展示しております。
もちろん『ケルムスコット・ツリー』も展示しております。
ゆうあいスタッフからのコメント
N様、素敵なカーテンのお写真ありがとうございます。
カーテン設置後、お話させて頂きましたがご満足いただけたようで良かったです。
ウィリアム・モリスのカーテンは、決してお安くはありません。
それでも根強い人気がある。とても素晴らしい事だと思います。
インテリアショップゆうあい諏訪店・松本店は、長野県内でウィリアム・モリスの取扱店です。
カーテンはもちろんの事、壁紙などもお取り寄せが出来ます。良いものを長く。
ご興味のある方は是非ご来店頂ければと思います。