お部屋コーディネート施工例#606

長野県 諏訪市 H様 施工例

~クロス貼替工事/抗ウィルス壁紙~

 

施工終了

今回の施工は、病院の一部屋です。


発熱など、コロナウィルス感染症の可能性がある患者さんが来院された時の、初期対応をする為のお部屋の、リフォームです。


また、大分昔との事でしたが、一部、雨漏りで傷んでしまった天井の補修工事も合わせて行いました。(雨漏り自体の修繕工事は、その当時に終わっています。)


補修と貼替で、見た目を美しく。


更に、性能も重視したリフォームです。


天井補修


昔の雨漏りの跡です。(確認の為、クロスはめくっています)


クロスも剥がれかけ、下地の石膏ボードも水を吸って膨らんだ状態で乾いていました。


こうなってしまった石膏ボードは、新たなネジが利きません。


クロスを剥がして傷んでいる部分を調べ、石膏ボードを剥がして新しくしなくてはなりません。


また、石膏ボードを止めている下地も、剥がした部分に合わせて増やします。


新たに下地を作って、石膏ボードを納めてしまえば、後は通常のクロスの施工となります。



こんな感じでボードを剥がします。



ちょっと分かり辛いのですが、ボードを止める為の下地を新たに追加しています。



新しい石膏ボードをはめ込んで、すきまをパテで埋めました。


コーキング処理

クロス工事で、入隅(コーナー)の処理は、専用のコーキング材を使うのですが、あくまでもコーナー部分のクロスのつなぎ目が剥がれにくくする様な使い方です。


備え付けの家具などとの大きめの隙間(例えば3ミリ)などを埋めるためには、シリコンなどのコーキング材を使用します。



すきまの周りにマスキングをします。



マスキングの間(すきま)にシリコンを注入します。



注入したシリコンを馴らし、余分を取り除きます。



マスキングテープを取って完成です。(乾くのには一日位かかるので触らない様に注意)


クロス施工終了

施工前                      施工後




白いクロスから白いクロスへの貼替なので、分かりにくいのですが、


やはり、新しいクロス。


明るく、キレイになったとのお言葉を頂きました。


抗ウィルス壁紙

今回、使用した壁紙です。


病院でのリフォームでしたので、ウィルス/細菌などの感染症の対策となる材料から選定しました。



「東リ 製 壁装材 POWER1000」の、中にあるクロスです。


壁紙の表面コート層に、抗ウィルス性成分が入っています。


壁紙表面に付着したウィルスや細菌の繁殖を抑制します。



カラーバリエーション豊富な無地



少しですが柄もあります。


ゆうあいスタッフからのコメント

コロナウィルス感染症で、世の中が変わってしまってから1年が経ってしまいました。


ワクチンなど、明るい兆しが見えて来ています。


それでも、こうした感染症などの問題はこの先も発生して行くのかと思います。


うがいや手洗い、マスクの着用。


人との接し方など、暮らしが変わって来ています。


そんな行動の変化と、今回のリフォームの様な環境の変化/対策にも目を向けて行かなくてはならないのかと思います。


気分転換のリフォーム


古いものから新しいものへのリフォーム


何かの対策の為のリフォーム


どのようなリフォームでも、まずは長野県のゆうあいへご相談下さい。



H様、この度はありがとう御座います。


今後とも、よろしくお願い致します。