お部屋コーディネート施工例#681

長野県岡谷市 O様邸 ご新築カーテンレール施工例

~カーテンボックス(レール付き)と装飾レール・機能性とデザイン性~

カーテンボックス(レール付き)

岡谷市にご新築されたO様邸のカーテンレールの施工例をご紹介させていただきます。


O様の奥様より、ご新築のカーテンお打合せの際にカーテンレールに付いて色々とご相談を頂きました。


①カーテンレール上部の光漏れをなるべく少なくしたい


②お掃除がしやすいカーテンレールが良いかな。


③断熱効果もあれば助かる。


というような内容でした。


そこでご提案させていただだいたのが、カーテンレールメーカー【トーソー】の


カーテンBOX型のレール『グラビエンス』です。


⇦グラビエンス(メーカーカタログより)


カーテンボックスというと、窓の上の壁や天井面に木製(樹脂の場合もあります)の


箱型(BOX)が多くの場合、大工さんによって先に施工されているものです。


家が完成したあとに、このようなカーテンレールBOXを取付したいという場合でも


トーソーの『グラビエンス』のように施工が可能な場合がございます。


【O様邸の実際の施工例】


まずは、小窓からご紹介させていただきます。


窓の上の壁面にカーテンボックスを支える部品をビスで止めていきます。


カーテンボックス型はレールと一体型の為、重量はかなりあります。


この為、採寸をする段階で下地の位置はしっかりと確認しておきます。


ブラケットの設置


ブラケット(シルバーの部材)は、取り付けるカーテンボックスの幅に合わせて個数が決まっていますが、


必要に応じで個数を増やして注文することも可能です。


カーテンBOXの上部


カーテンボックスの上にはシルバーの丸い形の部品がセットされた状態で出荷されてきます。


これはブラケットの個数と同じ数だけ入っているのですが、ここにブラケットを合わせる様に止めていきます。



左のシルバーの丸い形の部品=本体側スペーサー


本体側スペーサーはこのままの状態だと横にスライドさせて動かす事が出来ます。


この部品を横にスライドさせて壁に取り付けたブラケットの位置に合わせてから


付属の六角ねじをブラケットの上から本体側スペーサーに締めてしっかりと固定します。


取り付け完了(カーテンボックス上から見て)


取付後(正面から見て)


カーテンBOXを下から見上げるとこんな感じ


グラビエンス/ダブルセットには、このような優れた操作性がたくさん!



カーテンストッパーが付いている!


カーテンストッパーの位置はスライドして動かす事が出来ますので、カーテンを止めたい位置に調整して使用してください。


【同じ部屋の掃出し窓】


小窓と同じお部屋の掃出し窓に同じくグラビエンスを施工しました。



写真を見て頂くとおわかりいただけますでしょうか?


窓の横幅よりも枠の外側へかなり出してカーテンBOXを取付しています。


黄色の矢印の所です。


O様とのお打合せの際に、なるべく光漏れも防ぎたいとご相談いただきましたので


カーテンBOXの出し幅については入念にお打合せさせていただきました。


カーテンBOXの長さ以外にも、カーテンでさらに一工夫しています。



上部の隙間を軽減し、カーテンのサイドを『リターン縫製』にして、さらに光漏れ・断熱性のUPを考えています。


【小窓】


⇦正面から  ⇦横から


黄色の矢印の部分がリターン縫製をした仕様になります。


リターン縫製は、カーテンレールにリターン金具が取り付けられるものでしたら縫製が可能となります。


カーテンの開き方は窓に対して2枚に分ける【両開き】と窓に対して1枚で作る【片開き】とあります。


リターン縫製にする場合は、2枚に分ける両開きの場合は両端側にリターン縫製を、


1枚で製作する片開きの場合は、端になる側(カーテンを束ねる側)にリターン縫製が来るようにします。


【掃出し窓】



ドレープカーテン:サコWH(ホワイト) 遮光2級 ウォッシャブル生地


サコは全部で3色ございます。


左からベージュ・ホワイト・ブルー


カーテンレールは、グラビエンス ダブルセット チェリー色を施工しました



グラビエンスは3つのセットからお選びいただけます。



装飾レール

このお部屋には、装飾レール『ヴィンクス22 ネクスティダブル正面付けセット』を施工させていただきました。


ヴィンクス22 ネクスティダブルセットは、家具や建材によく使われる木材のカラーの3色と、


それ以外にホワイトグレイン色があり


部品カラーはブラック又はホワイトの2色を組み合わせるヴインテージ感あふれるカーテンレールです。



この窓は、窓の右側にエアコンが、左側は天井が一部下がり壁になっている為


取り付けるカーテンレールの取付け位置や、カーテンレールのキャップの長さも関係してきます。



オレンジの矢印の壁が天井からの下がり壁。


今回、カーテンレールのサイズを右側はエアコンまでどのくらい出せるか、左側は下がり壁に当たらないように


窓枠上、どのくらいカーテンレールを上げられるか計算して取付けしました。



カーテンレールは窓枠より10cm程上に上げて施工しました。


ここが左側の下がり壁にカーテンレールが当たらないギリギリの取付け位置になります。


カーテンレールの取付け位置を窓枠の上端より上げることによって、上の写真のように


オレンジの矢印部分、レースカーテンの生地が少し濃くなっているのですが


夜間はドレープカーテンの光の漏れ方が少し変わってきます。


【O様邸 使用生地】


ドレープカーテン:バリⅡ NB 遮光2級 ウォッシャブル生地


レースカーテン:TD9040 NL ウォシャブル生地 UVカット



バリⅡは全部で8色ございます。


左から『NB・BL・GRY・GN・DBR・BR・BE・IV』



レースカーテン TD9040 NL


レースカーテンはUVカット付きですが、程よい透け感があります。


どんなカーテンにも合わせやすいシンプルなレースカーテンです。


【O様邸 使用 カーテンレール】


ヴィンクス22 ネクスティダブル正面付け


カラー:ウォールナット&ブラック Aセット



写真の一番左、上から3段目がO様邸で使用しているカーテンレールになります。


レースカーテン付きの場合は下の写真のようにネクスティレールが付きます。


(イメージ)


ヴィンクス22は、正面付け以外にも天井付けブラケットを使って天井付けにすることも出来ます。


実際の窓の高さよりも高い位置にカーテンレールを取り付けることによって


天井の高さをより高く見せてくれるなどの効果も!


窓だけでなく、お部屋の間仕切りとしても、おしゃれなカーテンレールを使えます。





ゆうあいスタッフからのコメント

諏訪インター店 篠平


O様のように、カーテンレールの種類がどのようなものがあるのか?


実際には分からない事が多いと思います。


今回はお店にご来店いただいてからイメージを聞き


そこから可能な種類をご提案させていただきました。


カーテンボックスタイプは、O様邸で取付させて頂きました上質な木目のタイプ以外にも


スタンダードなカーテンボックスタイプ(樹脂膜フィルムタイプ)の『ファセット』もございます。


リターン縫製のカーテンや、リターンが付けられるカーテンレールの実物サンプルも展示しております。


長野県岡谷市・下諏訪町・諏訪市・茅野市・富士見町・原村・塩尻市・松本市にお住まいの皆様


カーテン工事のご相談は、インテリアショップゆうあい諏訪店・松本店へぜひ!


O様、お写真ありがとうございました。