お部屋コーディネート施工例#690

長野県諏訪市 H様邸施工例

~リフォームしたLDKのカーテン工事~

おうちをリフォーム中だったH様。LDKのカーテン選びでご来店いただきました。

クールモダンなベースに少しエレガントさをプラスした内装やインテリアによく合う窓周りになったと思います。

同室内のカーテンの高さをそろえる為、レールの取付方にもこだわったH様邸の施工例をご紹介します。

梁をよけてレールを取付

H様邸のリビングダイニング内には、掃き出し窓が3窓ありました。

①窓と②窓の上にはそれぞれ高さの異なる梁があり、①窓は梁が窓枠すぐ上に干渉しています。



窓枠の上の壁面にブラケット(レールを取り付ける金具)をつけてしまうと、窓枠より右側にレールを伸ばすことができません。

レールの長さが梁の側面までになってしまうので、梁とかぶっている窓枠の⇔部分にはカーテンがない状態になってしまいます。

それでもガラス部分はギリギリ隠れますが、窓枠より長めにレールを伸ばして全体を覆いたいというご希望でしたので(それはそうですよね・・)、「ワンタッチT型ダブルブラケット」を使用して窓枠にブラケットを取り付けるようにしました。

T型のブラケットは、レールをはめ込む部分の形状・寸法は通常ブラケットと同じですが、ビスで取り付ける部分の形状・寸法が異なります。

ワンタッチT型ダブルブラケット ↓ ※取り付ける際、壁に接する面が横長



ワンタッチダブルブラケット ↓ ※取り付ける際、壁に接する面が縦長



H様邸の窓枠の幅が2cm程でした。T型ブラケットを使用した方が、横長のブラケットの背面がピッタリ枠内に収まりますし、カーテンを吊るした時の上部の隙間も減ります。



梁をよけて、レールを右側にのばして取り付けすることができました。





カーテンを付けるとこんな感じ ↓



いちばん高さの高い、①窓のレール工事が完了しました。

①窓の高さに合わせて②③窓のレールを取付

②・③窓は、窓枠高さが①窓より40cm弱低い窓です。

3窓のカーテンの高さを合わせるには、いちばん窓枠の高さが高い①窓に

窓枠の高さが低い②窓・③窓を合わせる必要があります。

施工前の窓枠の写真を撮り忘れたので図で表します。



リフォームの現場は特に、同じ窓でも窓枠や床から天井までの高さが左右で違うことがありますが

今回も②・③窓は左右で1cm~1.5cmほど違っていました。

H様とお話しして、天井からレールまでの距離が同じになるように、上から追って位置を決めて施工しようということになりました。

②・③の窓はT型ではない、通常のワンタッチダブルブラケットを使用します。

①と同じ高さになる位置にブラケットを取り付けます。

窓枠よりかなり上に取り付けるようになります。





ブラケットにレールをセットした状態 ↓ ↓



ドレープをつけた状態 ↓



レース(フロントレーススタイル)をつけた状態 ↓



ドレープを開けてレースだけにした状態 ↓



③の窓も、天井から追って①・②と高さがそろうように取り付けします。

①・②の窓 ドレープ・レース取付後 ↓



高さを揃えて取り付けできました。

使用生地 ドレープ



サンゲツ SC8479

リビングのクローゼットと色味・質感共に似たものを探しました。



これは・・・我ながらかなり似た生地を見つけられたと思います。

ジャガード表現のモアレ柄にエンボスを施した、高級感ある遮光1級のドレープ生地。





2色展開です。

使用生地 レース



スミノエ U-9066

大きな柄の繊細なシアーレースは、フロントレーススタイル(レースを部屋側に持ってくるコーディネート)にピッタリです。





チューリップを細い線の切り絵で表現した、エレガントでモダンなレース。



レースも2色展開です。

使用レール・房掛け

マットな質感のブラックのレール。シンプルでお値段もお手頃です。



立川ブラインド V17/ブラック

房掛けも、レールに合わせてマットなブラックのものを。





立川ブラインド プロヴァンス/ブラック

使用ブラインド紹介 カラー・機能

キッチンとリビングの出窓部分には、アルミブラインドを取り付けました。

キッチン 施工前/施工後



TOSO ベネアル25/TB-802:ピュアホワイト

リビング出窓 ↓





TOSO ベネアル25/TB-842:ブラック(ツヤなし)

TOSOのアルミブラインドはカラーバリエーション豊富です。

木目調も、ベーシックと同価格でお選びいただけます。

25ミリスラット



15ミリスラット ※25ミリスラットより選択肢が少し減り、金額も異なります



遮熱機能を持ち合わせたカラー





遮熱スラットは太陽光の赤外線を、遮熱塗装で反射するようコーティングした商品です。

ブラインドの色によって差はありますが、

室内の温度上昇を緩和し、夏の冷房効果も上がるので省エネ効果が高まります。

詳しくはこちら ↓



光触媒遮熱機能付きスラット



光触媒遮熱スラットは紫外線可視光線の力で、

・油汚れや有機物(タバコのヤニなど)

・スラット表面で増殖する大腸菌などの雑菌

・食べ物などの生活臭やペットのにおい、ホルムアルデヒドなど、悪臭の原因となる成分

これらを酸化分解し、清潔に保ちます。

室内照明でも効果を発揮するので、日当たりの悪い場所でも大丈夫です。

※価格はベーシックタイプの約10%アップ

詳しくはこちら ↓

ブラインド操作方法

操作方法は下記の4種類。



コードとロッド棒が一体化した「ワンポール式」はスッキリ納まってオススメです。

(ベネアル15・ベネアル25)



使い方も簡単。

ゆうあいスタッフからのコメント

クロスや建具、家具のイメージに合わせたカーテン選びをされたので、空間全体がセンス良くまとまりました。

カーテン単体で好きな柄、ブラインド単体で好きな色、という選び方をすると

お部屋のコンセプトが曖昧になり、まとまりが悪くなってしまう場合があります。

ゆうあい諏訪店・松本店には、カーテンひとつとってもたくさんの選択肢があります。

まず空間に合うものをピックアップして、その中から自分の好きなものに絞っていくという選び方も良いのではないかと思います。





H様、この度はありがとうございました。

会社のスタッフの皆様が仲良くお引越しの手伝いをされている様子がとても印象的でした。