お部屋コーディネート施工例#742

長野県諏訪市 U様邸 施工例

~電動プリーツスクリーン~

施工後

標高の高い場所の山荘です。


非常に眺望が良いところです。


建物の間取りなども、その眺望の良さを生かした造りとなっています。


南面は、ほぼ全面がガラス(窓)となっています。


そんな、眺望の良さを妨げることの無い仕上がりを求めて、今回の施工となりました。


窓まわりの製品として、設計の段階から開口部分を塞がないものとの条件がありました。


また、電動で開閉出来るものにも興味を持たれていました。


この様な条件から、横に開閉のカーテンは無しとなりました。


上下に昇降する、ロールスクリーンやブラインドなどの製品。


更には、せっかくなので電動での操作が出来るものが良いとなりました。


断熱性能の件なども含め、ハニカムスクリーンに決まりかけたのですが、製作寸法の制限等あり、「電動プリーツスクリーン」が採用されました。


施工前

 


施工前の状況です。


ガラス面が大きく、日当たりの良い間取りです。


窓上天井付近にカーテンボックスが設置されています。


設計の段階で電動プリーツスクリーンが有力だった為、カーテンボックスのサイズ/電源(コンセント)の配置などの打合せを、事前にすることが出来ました。


本体/電源/コード類などがキレイに収まる様に、カーテンボックスを作って頂きました。



施工

電動のプリーツスクリーンとは言いましても、施工の基本的なものは、通常のタイプと同じです。


製品専用の取付金具(ブラケット)を設置して、本体をはめ込む。


そこに、電動化の部品の設置が追加されます。


今回使用した、「ニチベイ」の電動製品は、昇降のモーターは本体に内蔵されているのですが、動きを制御する為のコントロールユニットを別に設置するタイプとなります。


「コントロールユニット」↓


 


その他は、どこのメーカーの製品も大体同じ。


電源(コンセント)を差し込むだけです。



設置場所、コンセント位置などを決めておければ、付随する配線/コード類の長さもある程度は指定出来るので、設計段階から打合せが出来ると、スムーズかつ、スマートに仕上げられます。



完成

   


こんな感じに、リモコン操作で昇降位置が操作出来ます。


このリモコンは、8台の製品を、個別/一括で操作出来ます。


(この山荘では、最大3台までを設定しています)


 


プライバシーを確保しつつ、日中はまぶしさを抑えると共に、柔らかく日光を採り入れることも出来る、和紙調の生地です。




 


製品紹介

今回使用した、電動プリーツスクリーン


ニチベイ製 もなみ シングルスタイル 電動式


生地 なごみⅡ M8054/ウスズミ



基本的には、通常操作(手動)の製品と同じ。


操作方法の一つとして、電動操作をお選び頂けます。


ゆうあいスタッフからのコメント

建物の設計の段階から窓まわりの事を考慮して頂きましたので、スムーズな施工が出来ました。


実際、商品の電動化は電源(コンセント)があれば可能なのですが、製品設置位置(大体が窓の上)付近に、コンセントがある場合は少ないです。


配線コードを遠くのコンセントまで取り廻すと、何だか野暮ったくなってしまいます。


ご新築などであれば、初期段階からの計画をお勧めします。



この山荘のオーナーU様


設計のH先生


この度は、ありがとう御座います。