長野県 茅野市 K様 施工例
~フローリング→畳調クッションフロア工事~
完成
(せっかくの完成写真に撮影者(私)の影が写ってしまいました・・・)
施工前
キレイにリフォームされた古民家です。
畳だったお部屋を板張りに仕上げてあります。
そこに、クッションフロアを施工しました。
本来、そんなことをするのは勿体ないお話かと思います。
オーナー様のご事情はこんな感じ。
子犬を2匹飼うことになった。(既に飼われていました。)
飼い始めてみるととにかくやんちゃ。
お部屋にも何かと影響が出てきたので、早めに対策を。
壁や障子には、大工さんに板を貼ってもらって解決。
次は床。
フローリング材は無垢。
決められたトイレ以外で粗相をしてしまうと、床に染み込んでしまいます。
ビニール系で染み込まずに拭ける床材が必要。
施工した様な、クッションフロアを置いておくだけ。
そんな対策もありますが、元気な子犬が2匹。
ズレたり滑ったりなど、安全や健康のことも考え、しっかり貼ってしまおうとご決断です。
お選び頂いたクッションフロアは、一般住宅用の商品より、少し厚いペット対応タイプ。
抗菌/消臭、クッション性もあり、ペットが滑りにくい適度な防滑性も備えています。
施工
床をキレイにお掃除して、シート状の材料を広げておきます。
12月の寒い時期の工事。
寒いと材料は固く、納入時の丸めたのクセが長く残ります。。
早めに広げてそのクセを取り除いて、材料を慣らします。
床に接着剤を塗ります。
本来、この前にフローリングの目地(板と板のつなぎ目)を潰していく工程があります。
この作業をしないと、敷き込んだ後に目地に合わせて材料がライン状に凹んでしまいます。
今回は、接着剤でのり貼りはするものの、恒久的なものではなく、やんちゃな時期をしのぐ為の工事。
後々には、クッションフロアを剥がし、固まった接着剤を研磨して除去。
元のフローリングに戻す構想があった為、目地の凹みは気にせずで行きます。
接着剤の上に、広げたシートを戻し、周りを切り込んで整えます。
シートとシートの間は、シーミングという作業で溶着して行きます。
専用のシーム液で、シート同士のつなぎ目が溶けて溶着。
水分が下に回り込んでしまう隙間を無くします。
掃き出し窓にあたる、端部はへの字金物を被せて仕上げました。
完成です。
今回施工した商品
床材
東リ クッションフロア CF-P NW
CF3537畳
畳のデザインのビニル床シートです。
写真で見る限りでは、本物の畳に見えます。
実際の商品もイ草の凹凸が再現されており、触った感触も畳に近いざらざら感があります。
家庭用(1.8㎜厚)より厚い2.3㎜厚。
耐久性に優れています。
抗ウィルス/菌・防カビ・消臭・防滑・衝撃吸収の性能があります。
ペットの為のリフォームにお勧めの床材です。