お部屋コーディネート施工例#113

長野県塩尻市にご新築されたY様邸は、「洋館」です。　10年位前には沢山あった洋館は、シンプルモダン（？）な住宅におされ稀有な存在になっていますが僕は個人的には大好きです。

洋館のコーディネートといえば、クラシカル柄、花柄、アイアンレール、ウッドレール、しぼりタッセルetc。　洋館の良さ、深さを再確認させて頂けたY様邸をご紹介致します。

深いブラウンの床材とアイアンを使ったブラケット照明を採用された落ち着いたリビング。

ブラウンと紺色とベージュの色合いにクラシカルな柄を施したジャガード織りのドレープカーテンとクラッシュ地に刺繍を施したエンブロイダリーのレースカーテンが、洋館に似つかわしく豪華にリビングを演出します。

カーテンレールにはダブルポールのアイアンレール（ゆうあいオリジナル）

+ しぼりタッセル ST-10-1がカーテンを引き立てます。

使用生地　ドレープカーテン：MF410BK　　レースカーテン：4008(01)

ご自宅でスクールを営まれているY様のお教室。　お子様が喜ぶ明るい色でコーディネートしました。

ドレープカーテンは、ブルーの小紋柄で明るいながらもクラシカルな要素も入っています。　レースもブルーの水玉でコーディネートしました。

カーテンレールには、ゆうあいオリジナルのバニラ色のウッドレールを使用しました。

使用生地　ドレープカーテン：サコBL　　レースカーテン：9121（03）

1F リビングと同じ深いブラウンの床材を使いながら、壁の一面をアクセントクロスとして花柄を使われた寝室。

ドレープカーテンには深いブラウンの膨れ織りの生地をレースカーテンにはクラッシュの生地を使用しました。　カーテンレールは勿論アイアンです。 ドレープカーテンの色の濃さとアクセントクロスの花柄との相性が心配でしたが、相殺することなくシックにコーディネートできました。

写真左のベランダ窓はドレープもレースもカーテンで、写真右の上げ下げ窓が二つ並んでいる個所は、木枠外にプレーンシェードのチェーン式をつけ、木枠内に天付けレールをつけてレースのカーテンを掛けています。　こちらの窓も1Fリビングとほぼ同じ窓でしたので初めはカーテンで対応するつもりが、下地の関係でシェードをお勧めしました。

これは今回上げ下げ窓の左側にあるはずのたて桟が壁内に飲み込まれているからです。　ただ洋館の窓枠（ケーシンク）は通常の既製の窓枠（約2cm）よりも大きく（4cm以上）いわゆるまぐさにビスを打てないということがありますが、今回は枠上1.5cmまで下地があり何とか対応できました。

プレーンシェードのメカ色もダークブラウンで統一感をとらせて頂きました。

使用生地　ドレープカーテン＆シェード：ザラBR　　レースカーテン：サロットIV

薄ピンクの壁紙にコーディネートされたのが、定番の花柄です。　只、遮光なんです。　プライバシーをしっかり守ってくれ安心です。

実はこの窓カーテンに隠れてわかりませんが、実際は左の写真のようなハーフサークルの窓。　洋館ではよく使われております。

こちらにどのように付けるか・・・。　今回はサークル全体を覆うようにサークル上部にアイアンのダブルポールタイプを付けました。　この窓は外からもよく見える窓でしたので、写真のようなセンタークロスフリルのカーテンを付けました。

センタークロスのヒダは、2.5倍ヒダ、カーテンの中央部の長さを長く作って絞った時に真ん中が空きすぎないようにしてあります。

使用生地　ドレープカーテン：ジョゼットRO　　レースカーテン：TD9518IV

1F  ダイニングの型ガラス部分には、カーテンと同じエンブロイダリーレースの生地の上部を袋縫いにしてカフェカーテンを作りました。

生地は横使いの260cmありましたので、こちらのカーテンを作った余り生地で、階段の小窓に上部袋縫いのカーテンを作りました。

裾はカットワークはありませんが、メローロック仕立てにしており、可愛く飾ることができました。

使用生地　レース：4008(01)

いわゆる輸入住宅と言われる「洋館」を建てられたY様。　ご満足頂けたようで良かったと思います。

撮影にも、このホームページの施工例にアップすることにも快く応じて頂き本当にありがとうございました。

何かあれば何なりとお申し付けください。