柄出し(パータン)縫製 カーテン

長野県諏訪市にある、ゆうあい縫製所の遠藤です。

今日も秋晴れで日中はちょっと暑かったですが、この時期朝晩の気温差がおおきく家ではもうヒーターを出してしまっています。早いですかね?

今日はカーテン縫製の中で柄出し縫製といわれるものを紹介したいと思います。カーテンを作るとき生地が横柄がある一定間隔で出ているものは、柄出し縫製という縫製の仕方が出来ることがあります。

柄出し縫製とはカーテンのヒダ山を生地の横柄位地に合わせて作る事でカーテンの仕上がりがよりきれいに見える縫製の仕方です。柄出し縫製やパターン縫製などといいます。

右側写真が柄出し縫製、左側写真が通常縫製になります。この写真はどちらも巾70cm・2倍ヒダの仕上がりで作られていますが、通常縫製で作ると左写真の様にヒダ山を7山で仕上げますが、柄出し縫製で作ると横生地柄にそってヒダ山をつくるのでこの場合6ヒダ山作りとなっています。(生地反が150cmで6柄作りの為)柄が同じ箇所でヒダ山を作っているのですっきりとしたキレイな見た目となります。

しかし、柄出し縫製が出来る生地は横柄の間隔が25cmぐらいで柄が作られている生地で、なおかつ2倍ヒダのカーテンに限りますので、必ず作れるとは言い切れません、生地反の出方によっては通常使用する量よりも余分に使用する場合もでます。選んだ生地が出来るかどうかはゆうあい店員に聞いてみて下さいね。出来る生地なら柄出し縫製使用の方が断然キレイですから。