縫製所の遠藤です。今日ゆうあい店舗の花壇がさみしい感じだったので少々花を追加しました。前回植えたのが2週間ほど前だったのですが、なかなか増えませんね。
本日の縫製所の製作でシェードを縫っていたので、今日はシェードの製作工程を載せさせていただきます。
本日のシェードはゆうあいオリジナルシェードの厚地とレース生地がセットのダブルシェードの製作です。まず生地をまっすぐ広げ縦の線をチャコペンで2本引き外側を裁断。内側の線にそって折ながらアイロンをかけます。
片方を折ったら、仕上がり幅プラス0.4mm程でチャコペンで線を引き、外側に縫い代分の線を引いたら裁断。先ほどと同じにアイロンで折り線をつけてから仕上がり幅を確認後に両側をミシンで縫います。両端を縫ったらアイロンをかけてから生地の上側を縦にたいして水平になるように裁断。・・右側の写真は生地を吊ってみてきちんと垂直におりているかチェックしています。
生地の上部を2.5cm程で折り返し(こちらもアイロンで印つけ)リングテープの縫いつけ作業になります。真ん中の写真はテープ縫い付け中です。必要本数のリングテープを縫いつけたら左写真で折り返したところにマジックテープ(メス)を縫いつけます。(現在シェードのリングテープ縫い付けは上部から縫い付けていますが、下部からの縫い付けのどちらでもまちがいではありません)
リングテープ・上部マジックテープの縫いつけが終わったらアイロンをかけ裁断機に吊り下げ、ウエイトバーを入れる袋縫いの為の縫い代分をプラスして裁断します。縫い代分をアイロンで印つけミシンで縫います。この時ウエイトバーを入れる隙間を空けて縫います。一番下部にリングカンを引っ掛ける輪がないときはテープを縫い足します。これでWシェードの表地が縫い終わりました。
レース生地の場合も表地とほぼ同じ工程で縫っていきますが、レース生地を通常表生地よりも2cm幅がせまく、1cm丈を短く作ります。
あと違いは、マジックテープの縫い付けが生地表側にオス・裏側にメスを縫い付けます。あとは操作コードを通すため上から6cmぐらい下に穴を開けハトメをつけます。
こちらの写真制作生地と違いますがこれでこの様なダブルシェードといわれるシェードが出来上がります。シェードはとにかく縦横をまっすぐ水平垂直にテープ縫い付け時に縫い攣れがないように気をつけて縫製しています。
以上がシェードの製作工程になります、いかがでしたでしょうか?縫製所が製作したようなシェードは見た目すっきりとしたデザインです。お好みの方はゆうあいまでご来店下さいませ。