シェード組み立て

毎年のことですが、梅雨の時期は湿度が高くて身体がダルイく感じることがおおいのでこまります。  こんにちは縫製所の遠藤です。

今日はシェードの組み立て作業が多かったのでこれを載せようと思います。

今日組み立てたのはゆうあいのオリジナルシェードのダブルシェードになります。ダブルシェードは厚地生地とレースが一緒についているシェードになります。・・上の写真はこちらシェードの組み立てに必要な部品です。左写真はコードストッパーとコードガイド。中写真はウエイトバーとシェード用コード。右写真はシェードレールになります。シェードレールにコードガイドとコードストッパーをはめます。

レールの前面にマジックテープのオスが着いているので、シェードの生地のマジックテープ部分を貼り付けます。生地を作業台に広げて置き、シェードの紐をリングカンに下から通していきます。ダブルシェードの表地用の紐は裏地用のシェードにつけてあるハトメの穴から紐を通してレールに届かせます。

紐はコードガイドという部品に引っかかるように通して端へもって行きます。この時はピンセットを使って作業します。

シェードは端に操作用の部品(こちらの場合はコードストッパー)がついています。こちらの部品に紐を通すことでシェードの上げ下ろしができます。

レール部分の部品に紐を通したらイコライザーという部品で紐をまとめ、シェード下部には脱着パーツという部品をつけます。(中写真)・・この脱着パーツ引っ張ると部品が外れるようになっていまして誤ってお子様などがシェードの操作コードに絡まってしまって事故が起こらないようになっています。シェードの表地、裏地それぞれ同じ作業をして組み立てがおわります。 最後に組みあがったシェードをシェードを引っ掛けて生地の上げ下ろしを試し、使用した部品が大丈夫か、シェード生地の汚れ・傷はないか、生地はまっすぐ垂直に降りているかを確認してシェードを折りたたみます。

以上で縫製所でのシェードの組み立て作業が終わります。

余談ですが、ご自宅でシェード生地を洗濯するつもりでレールからはずす場合は、シェード生地を下までおろしてシェードの紐を引っ掛けている部品から紐をほどきます。紐は引っ掛け部分にクルクル回して留めてあるだけです。紐の一番下部に印をつけても良いですね。紐は垂れ下がった状態のままにしてからレールのマッジテープをはずします。シェード生地が上がった状態ではずすと再び生地をつけた時紐調整がうまくいかないことがあるので注意したほうがよいですね。