スタイルカーテン製作!

縫製所の遠藤です。

早いもので、12月も半ばになってしまいました。年末にバタバタしない様に徐々に掃除をしていこうと思っていたのにも関わらず、実際にはまだ掃除をやっていません。あと2週間で何とかしなければ・・

今、久しぶりにスタイルカーテンのスカラップアーチ型の依頼がきましたので、アーチ型の制作工程を載せたいと思います。

今回の依頼が友布のフリル付き・ギャザーテープ使用になります。

まず、必要幅の本体生地分とフリル分の生地を切っていきます。生地を切るには裁断機で切れる生地とハサミで手切りしていく生地があります。今回はハサミで手切りをしていくタイプの生地だったので、糸を引っ張って抜きそのラインで生地を切っていきました。手切りの場合結構時間がかかります。裁断したフリル用生地はメローロックミシンで継ぎ合わせていき、裾をロックしていきます。

スカラップのアーチ型の型紙に合わせて本体生地を切っていくのですが、前に使った型紙も利用しますが、出来上がりサイズによって曲線が変わってくるので型紙も作ります。型紙を作ったら生地を置きチャコペンで線を引いて切っていきます。

本体生地の裁断が終わったらフリル生地との合体工程です。専用ミシンでフリルを作りながら本体生地とを縫い合わせていきます。縫い終わったらキチンと縫い合わせができているかチェックします。このミシン一部分だけの縫いなおしは出来ないので、縫えていない箇所があった場合は全てほどいて縫いなおしになってしまいます。縫えていたら次に(今回はギャザーテープ仕様なので)耳縫いを先に縫っていきます。

次にもう一度型紙の上に置きフリルのすそを型紙の曲線に合わせてからメジャーで必要丈までを測って線をつけ切っていきます。ギャザーテープを縫い付ける前にアイロンで上部を折って線をいれます。あとはミシンでギャザーテープを縫い付けていきます。

ギャザーテープは紐を引っ張って縮めていき注文サイズにします。縮めが完了したらギャザーフックを約10cm間隔で入れていきます。あとは出来上がったカーテンを吊ってみて形が大丈夫か検品します。いつもこの時がドキドキします。

長々となりましたが、スタイルカーテンの製作工程になります。スタイルカーテンってちょっと高いな。と思われるでしょうが、何分にも手間がやっぱりかかってしまうものですから・・

こんな感じにゆうあい縫製所でスタイルカーテンを作っていますので、長野県にお住いのお客様、スタイルカーテンををお探しならゆうあい諏訪店・松本店でオーダー承っています!