マジックテープ縫い付け

こんにちは、縫製所の遠藤です。

早いものでもう8月。長かった梅雨もやっと明けまして夏らしくなっていますが、気温も上昇しているので最近はとても寝苦しい夜を過ごしています。どうしたものですかね。

マジックテープ縫い付けなんて書いていますが、最近バルーンシェードの縫製をしました。窓一面にフラットな状態で吊るすプレーンシェードを違いバルーンシェードはカーテンの様にヒダがある状態で上げ下げが出来るシェードです。なので上部にはマジックテープのメスが縫い付けてあるのが普通なので、そのマジックテープ縫い付けの事を少々ブログにしてみます。

シェードの上部が普通のカーテンの様に山つまみした状態にした場合はまずは山をつまんでその後に本縫いミシンでマジックテープ縫い付けをしていきます。ざっくり書くとこれだけなのですが、山をつまんで仕上げるサイズは必要サイズより数センチ大きめにつくります。何故かマジックテープ縫い付けをすると引っ張って縫っていっても出来上がりサイズが縫い縮んでしまうので。マジックテープ縫い付けも山をつまんであるので間ごとミシンの糸は返して止め縫いしながら縫っていきます。

これは、ゆうあい縫製所での縫製の仕方なのでところ変われば山を作る前に一気にマジックテープを縫い付けてから山を作っているものもあります。縫製は作る縫製所ごとて違う縫い方になることもあるので、もしかしたら買い替えで作ったら前と違うこともあります。

後はシェードの上部がギャザーテープ仕様で作る時ですが、こちらは

裏に一定間隔にマジックテープのメスが既に張り付いているギャザーテープがありますので、生地巾いっぱいにギャザーテープを縫い付けて縮めるとマジックテープ部分がくっつく方になるようにできています。・・縫製としてはこちらの方が簡単ですね。

今日も雑記になりますが、こんな感じにバルーンシェードのマジックテープ部分は縫い付けて作っています。