こんにちは、ゆうあい松本店の古田です。
11月に入ってから山々の紅葉は一気に進み、それどころか数日前などは車に霜が張っているほど寒い日もありました。
長野らしく秋は短く、長い長い冬がすぐそこに迫ってきていようです。
さて、先日の休みは毎年恒例のキノコ狩りに山へ行ってまいりました。
夏の猛暑と秋雨の少なかった今年の環境は、先生(祖父)曰くキノコの繁殖目線では最悪とのこと。
確かに今年はスーパーや道の駅に行っても、地元産のキノコが少ないように感じます。
朝一番のスウっと冷える空気の中、ハイキングがてらと林の中を探してみると・・・
ありました「クリタケ」です!!
厳しい環境を乗り越えてちゃんと育っていました。
その後も大量とはいえないですが着実に収穫を続けていきます。
午前中でキノコ狩りは終了。こんなにとれました!
午後からは日が傾いて光が赤くなり、キノコの色と枯葉の色が見分けにくくなるとのこと。あとほかの人にとられるリスクも大きい(笑)
先人の知恵はほんとにすごいなと思いつつ、私もしっかり引き継ぎます。
ちなみに今年はこんなキノコも収穫。
海外だと「コプリーヌ」という名前で親しまれているキノコだそうですが・・・
・・・このキノコはなんと一晩で「溶けて」しまいます(!!)
傘の端からタール状の真っ黒な液体になり、一晩経つと芯の部分しか残らないので何気にレアなキノコなんだそう。
(若干黒く変色しだした下部、ここは食べられません)
溶けた部分は胞子が混じった液体なので、こんな驚きの方法で子孫を残そうとしているんですね。
その日の夜はおなかが痛くならないことを祈りつつ実食。
傘は柔らかくふんわり、軸はコリっとした一粒で二度おいしいキノコでした。
(キノコ狩りは知識と経験のある人と同行して、知らないキノコは食べないように!)
人と自然から知恵を預かることができて、今年の秋も満喫できました。
以上、ゆうあい松本店の古田でした。
【おまけ】
溶けた後のキノコはこんな感じ・・・ちょっと気味悪いので閲覧注意です!!!(笑)
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(味はおいしかったんですけどね)