夏の名残り

こんにちは、ゆうあい松本店の古田です。

 

お盆が明けて、心なしか朝夕の気候が秋めいてきたように思います。

全国的に大雨が続いて肌寒いほどだったお盆ということもあり、夏はもう終わってしまったのでは?と感じてしまう今日この頃です。

そんなある日、農家の友人がトウモロコシを御裾分けしてくれて、なんとこのトウモロコシは生食出来る程糖度が高いとのこと!

友人が糖度計で測ったところ数値は19.5とのこと、メロンの糖度が16程度らしいのでこのトウモロコシの甘さがいかに高いか伝わるかと思います。

 

トウモロコシの鮮度は収穫からすぐに落ちていってしまうため、早速皮をむいてガブリ!

生食ゆえにやや青臭さはあるものの、それをはるかに上回る甘さが口いっぱいに広がります。

1本丸々食べたいところでしたが、消化が良くないと言われていたため断念。残りはゆでて食べました。

 

 

そんな私の話はさておき、今日は当店で密かに人気(?)のカーテンのご紹介です。

ウィリアムモリスの「いちご泥棒」といえば、インテリアやテキスタイルに興味のある方ならばご存知の方も多いでしょう。

19世紀イギリスのデザイナー「ウィリアム・モリス」が、家庭菜園で育てたいちごをツグミに食べられる様をモチーフにしたといわれているデザインで、100年以上愛され続ける代表的なデザインですね。

綿100%、柄は「抜染」という高度な技術が用いられたイギリス製の「ピュアモリス」は、とても高価かつクオリティの高い生地としても有名かと思います。

ですが今回ご紹介する生地はアメリカ製で、柄の大きさも2回りほど小ぶりなのです。

本家イギリス製のものとは異なりミニマムな印象になりますね。

また抜染という技術ではないものの柄はプリントで、生地も本家の薄手平織り生地ではなく、やや厚手のキャンバスのような生地という違いもあります。

 

そして決定的に違うのが価格!

ピュアモリスのいちご泥棒で一間の掃出窓にカーテンを作ると10万ほどかかりますが、こちらのアメリカ製モリスですと半額程度に抑えられてしまうので、密かに人気があるのです。

小ぶりな柄と厚手の素材感のラフさが、ピュアモリスといい意味で異なると思いますし、ウィリアムモリス入門編としてチャレンジするのにお勧めです。

 

100年の歴史を持ち、忠実に再現されるハイクオリティなイギリス製の生地

生地や染めは異なるものの、ラフでミニマムな印象のアメリカ製の生地

 

価格だけで量るのではなく、それぞれに良さがあると思います。

 

ゆうあい(諏訪店 松本店)ではウィリアムモリスのカーテンを多数取り揃えており、カーテンサンプルもございます。

歴史ある伝統的なカーテンですので、「いつか・これから掛けてみたい」とお考えの方はぜひ当店にご相談くださいませ。

 

以上、ゆうあい松本店の古田でした。