お直し

こんにちは、縫製所の遠藤です。

連日寒い日が続きますが、最高気温も1~2℃なんてことも。でも日差しと風の在る無しで体感温度はかなり変わりますね。

今日は今年に入ってからカーテンのリフォーム依頼が続いたのでちょっとそちらのことを載せていただきます。

カーテンのサイズ直しは丈の長さを変えることの依頼が多いです。長さを変えるのにはカーテンの裾をほどかなければ出来ないサイズとカットすれば良いだけのサイズではやっぱり手間が違うのでお値段が変わってきてしまいます。

裾をほどくのは、カッターで糸を切って、切った糸をガムテープなどで取り除き、アイロンをかけて折あとを伸ばします。丈が30cm以上の丈上げでないとこの作業工程が入ってしまいます。丈を伸ばす場合は絶対に入りますが・・・

注意点としては生地の質によっては針の縫い跡が消えないものもあるのでリフォームの際は針穴が残っていてもおかしくないと思っていていただけたらと思います。

あとはゆうあい縫製所ではカーテン裁断機に吊るして必要丈の長さでチャコペンで印を付けていきます。

カーテンが出来ている状態を吊り下げているのでこの状態で裁断機のカッターでの切断はしていません。チャコペンで印を付けたところを定規で線を引いてハサミで裁断していきます。あとは本縫いミシンで縫って直しの完了となります。

カーテンの直しでNG的なものは洗っていない状態のもの(カーテンは結構汚れているものです)年数がそれなりにたっていて生地の劣化があるもの(縫い直しても生地が裂けてしまいます)などあります。直しができるか新規で作り直したほうが良いかは実際にお店に来られて販売員にご相談していただけるのが良いかと思います。