小さい頃、雪がたくさん降っているときに目をぼーっとさせて外を眺めていると自分のいる建物が船みたいに動いている錯覚になるのが楽しくて、雪の日はひたすら部屋や教室で目をぼーっとさせているヤバめの子供でした。昨日の夜ふとそのことを思い出してやってみたけど、もう全然動かなかった・・
今となっては考えられないけど、雪に砂糖と牛乳混ぜてアイス!つって食べてみたり、カルピスの原液と練乳かけてかき氷!って食べてみたり、当時から酸性雨がどうとか言われていましたが、牛乳はアルカリ性だから相殺(?)できてるという安易な理屈を唱えているヤバめな子供でもありました。表面ではなく中心部分の雪だけを使うという自分ルールがあって、品質にも絶対の自信を持ってた(そして弟にも食べさせてた)
雪と紐づくしょうもない思い出は多々あります。
そしてちょうど昨日、雪が降り始める前にタイルカーペットの工事をさせていただきました。
現在はフローリングで、寒さ対策とお部屋で飼っているわんちゃんが滑らないためにタイルカーペットにしたいとの事でご来店いただいたお客様です。採寸でお伺いした際、たしかにわんちゃんは滑りがちでした。
通常タイルカーペットは、ピールアップという接着剤を使って施工する場合が多いです。これは剥がすことを想定してつくられた接着剤で
剥がしたあとも粘着が残るので、タイルカーペットのように部分的に張り替える可能性がある場合に重宝しますが、一度ピールアップを塗ったフローリングをもう一度フローリングだけの状態で使用することはできません。
今回使用させていただいたのは、東リの「アタック」
床がフローリングの場合、裏が床に吸着するようになっているので糊付けの必要がありません。カーペットが不要になった場合は、既存のフローリングをそのままお使いいただけます。
ゆうあい諏訪店にも実物見本が展示されています。
ご使用の際はまず、裏の透明のセロファンを剝がします。
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時々ネットで購入されたお客様がセロファンを貼ったまま床に敷かれて、全然床に貼りつかない!というお電話をいただくことがあるそうですが、どうかセロファンは剥がして・・ください・・。
今回はリビング全体に敷き詰めたいとの事で、職人さんをいれてお部屋の形にピッタリ沿うようカットしつつ施工しました。柱のちょっとした凸凹やテーブルの脚部分のくりぬきなどもキレイに収まります。写真の一枚でも撮ってくればよかったですね・・
副資材も充実していて、アタックを敷いているところからフローリングに切り替わる部分が自然につながるような見切り材もあります。
これも裏の透明セロファンを剥がすと吸着するようになっています。
↓ こんな感じに。
お部屋いっぱいに敷き詰める場合は不要ですが、お部屋の一部分にだけ敷きたい場合に便利です。カーペットの高さから床までをちょっとした坂道でつなげてくれるので、カーペットが急に終わらずにすみます。急に終わっても問題ないじゃないかと思われるかもしれませんが、あった方が断然スマートだし、こういうちょっとしたところをちゃんとする、ちゃんと選ぶことでセンスの良いお部屋はつくられます。
施工後、お客様も「はだしで歩いても気持ちええなぁ」と少年に戻ったように喜んでくださって私も嬉しかったです。
わんちゃんも、「走り回ってもツメのカツカツした音がしない!肉球ざわりもええ感じや!!」と満足気でした(表情からの考察)
とてもきれいになったので、わんちゃんは「お粗相すなよ、トイレでせぇよ」としきりに言われていました。私もとなりで(そうね、せめて今日だけは・・)と遠慮がちに付け加えました。
とはいえアタックなら、わんちゃんがお粗相してしまっても部分的に取り外してお掃除するのも簡単。
もし取り換え用の予備のタイルカーペットを購入しておこうという方は、最初の注文の際に少し多めにご購入いただくのがおすすめです。
アタックは注文単位が最低10枚からと決まっているので、1枚だけほしいとか5枚だけほしいという注文ができません。ご利用は計画的に。