こんにちは
ゆうあい松本店の古田です。
昨日から日中の気温がグッと下がり、風が吹けば寒いとすら感じるようになりましたね。
寒さは着込んだりすればカバーできるので、暑がりな私は「やっとこの時が来たか!!」と歓喜。
寒くなるとたくさん服を着こむ=古着が好きな私にとって、着こなしが楽しめるシーズンの到来ということで、気分もつい上がってしまうのです(笑)
ところで皆様、「ダーニング」というものをご存じでしょうか?
衣類は着ていればいつかは綻び、穴が空いたり破れてしまうもの。それがお気に入りの物で、泣く泣く手放してしまったことがある人も多いはず。
ダーニングは服のお直し方法のひとつで、毛糸や糸を編むように縫って穴や汚れを隠してしまうのです。
高級なスーツや着物には向いてないですが、ニットや靴下など網目が粗い服に向いていて、丁寧に編んでも大雑把に編んでも、それが可愛らしく見えてきてしまう不思議なお直しの方法。
ちょうど穴が空いてしまった服が合ったので、私もダーニングにチャレンジしてみました!
これはなかなか味のある仕上がりに・・・でもそれがいいんです!!
この手法はヨーロッパ発祥で、フランスの古い服によくみられるもの。当時の人が仕上げたものを見ても、割と大味だったりガタガタな物ばかり(笑)
ですが、たとえボロボロになってもあて布やダーニングをして、長く永く大切に着てあげる事って素敵じゃないですか?
寒さが一気に進み、クローゼットから引っ張り出したセーターがたとえ虫に食べられていたとしても(体験談)、こんな素敵なリペアをすれば愛着もわきそうですよね。
欲しいものがあれば直ぐに買い換えられる時代ですが、直して長く向き合うというのも大事だと感じました。
以上、ゆうあい松本店の古田でした。