お部屋コーディネート施工例#087

長野県安曇野市の田園に佇むT様邸。こんな素敵な玄関ドアを開けると、「麻」のカーテンが似合うお部屋と出会えます。

T様にお勧めしたカーテンは、本物の麻素材のものです。　ブランド名：KOSMU

アンティークなインテリアには深い色合いのドレープが似合います。　色名はなんと表現して良いか、ベージュ？グレイッシュ？まさに麻独特の色合いです。

部屋に入った瞬間、その質感に圧倒されます。麻の風合いは独特のものです。　ポリエステルなどの化繊では決して出せません。

アレンジカーテンと言っても、凄いことは何もやっていません。　ブランド名:KOSMU

カーテンを閉じるとこんな感じになります。

色違いのカーテンを両引き分けの左側に白、右側にベージュを一枚づつ作り、タッセルを交換して絞るだけで、ポップな空間に生まれ変わります。

麻の風合いは独特です。　麻、綿、ウールなどは、短繊維と呼ばれています。　別名をスパン糸、ステープルともいいます。

基本的に細い短い繊維の糸を撚り合わせて（＝紡績して）つくります。反対の言葉に長繊維があります。

短繊維だけの繊維は綿、毛、麻等ですが、カーテン素材として今一番多く使われているポリエステルには長繊維と短繊維の両方があります。

さてT様邸の麻ドレープ生地の風合いは、こちらは寝室の白色の方です。

レースカーテンは、以下のようです。

麻は、質感もあり大変魅力的な素材です。

ただ、取り扱いには注意が必要です。　収縮率が高いのです。　ただ吊っているだけでも伸び縮みがあります。　主に部屋内の湿度に起因します。　ご購入を検討される際は、専門スタッフにご相談ください。

施工時、時間が無くて写真を撮らせて頂けませんでした。

しばらく経った後、T様がご来店され、浴室のブラインドの追加注文を頂きました。　その際T様から、写真の撮影とこのHPへのアップの快諾を頂きました。

写真撮影は、平日だったためT様は立ち会って頂けなかったので、かわりに同じ敷地内に住むお母様に立ち会って頂きました。

玄関ドアを開けて、1F リビングのドアを開けて・・・「良いカーテンね、質感が素晴らしいわ」お母様にもお褒めの言葉を頂きました。

僕は最近モノにこだわっています。ずっと使うものはやはり「歴史のある本物」が良いと思っています。

また今回、「本物と暮らすことは素晴らしい」と実感できました。

T様、本当にありがとうございました。　これからも宜しくお願いいたします。