お部屋コーディネート施工例#114

長野県上伊那郡箕輪町 H様邸 施工例

~南仏プロヴァンス風のインテリア~

長野県上伊那郡箕輪町で全景は屋根に瓦ののった和風建築の2Fを、まるで南仏のプロヴァンス地方のインテリアにリフォームされたH様邸をご紹介致します。


こだわりのインテリア、壁は塗り壁、キッチンにはモザイクタイル、照明はアイアン、家具もアイアン・・・ここまでやられたのですから、残るカーテンの責任は重大です。


そこで参考にしたのが、ゆうあいの店舗内の本棚にあるこちらの本(トーソー出版)でした。


リビングダイニング南面 タブヘッドカーテン

ゆうあい松本店にご来店されて、お客様のご意向を伺ったところ、昨年より少しづつ販売しています「麻」のカーテンをお勧めしたところ、その方向性で行くことが決定!


ただ、お客様のこだわりは半端じゃありません。


今回お客様のご要望はタブヘッドカーテンです。左の写真は麻のレースのもの。


まずはアイアンのダブルポールのものを取り付け、奥のポールにタブを結びつけます。


次に麻のドレープのカーテンです。


今度は手前のアイアンのポールに結びつけます。


カーテンを開けるとこんな感じです。



「皺っぽい」ですか? そうです。この皺っぽさが「麻」という天然素材独特のものなのです。 むしろこれが良いとお客様に喜ばれました。


使用生地 ドレープカーテン KNL2202   レースカーテン KNL3171


タブヘッドスタイル+ゆうあいオリジナルダブルポールアイアンレール


 


 


リビングダイニング西面 シェード+上部袋縫いカーテン

リビングダイニングの西面には、正面付けに麻の生地を使ったシェードと木枠の内側に麻の生地を使った上部袋縫いのカフェカーテンをつけました。


カフェカーテンを両開きにしているのがみそであります。これで窓を開けるときクレセントにすぐ触れることができます。


実はこの生地、お客様からの支給品を加工させて頂きました。 紫がかったシェードとモカ色のレースがリビングに深みを加えます。


寝室 フラットカーテン+シェード

リビングのお隣の寝室は別世界。 これは、ドレープカーテンの生地はマリメッコ、本国フィンランドからの輸入品です。 この生地もお客様からの支給品。 できたら僕らで輸入したかった・・・ちょっぴり悔しかった~。


ドレープカーテンの左側は、ゆうあいの生地でシェードを作りました。 カーテンが派手(?)なので、柄の中にある一色をとりました。


カーテンを開ければベランダに出るガラス扉。


カーテンを閉めればこんな感じです。


ドレープカーテンはヒダの少ないフラットカーテンスタイルで。 ヒダが多いと柄が見えなくなってしまいますし。 お客様はこの一面を「絵」にしたかったのですね。


使用シェード生地:スミノエ D-8235


ゆうあいスタッフからのコメント


麻の風合いは独特です。 収縮もありますので、気をつかう商品です。 またタブヘッドというスタイルは、カーテンの動きも良くはなくデメリットもあります。 スタイルと機能性は両立しません。 その事をお話しすると「主人にはこのスタイルすると決めた時話してあります」とのお言葉。


施工前に立ちあって頂いて、施工後の現場を見た瞬間「可愛い!! 120%の出来じゃない」と言って頂けました。


タブヘッドを縛る時、丈の長さの調整に時間がかかったり、リフォームでしたので、レールをつけたい場所にはりがあったり・・・ちょっぴり苦労もしましたけど、お客様の言葉で吹き飛びました。


H様、本当にありがとうございました!!