お部屋コーディネート施工例＃209

２０１５年４月、南箕輪村の春日街道沿いに開院された『堀田内科クリニック』様、

クリニックの新設に伴い、カーテン工事のご用命をいただきました。

松本市開智にある『ＨＡＬ設計室』様で設計をされた建物で、

一般的な医療施設とは違った、無垢木材の温かみを感じる建物になっています。

診察室・検査室は、建物裏手の土地が少し高くなっており、

外部の視線が窓から入りやすくなっていた為、角度調節で視線コントロールのしやすい

ブラインドを施工させていただきました。

一般的なアルミタイプのブラインドではなく、建物の雰囲気に合うように、

スラット（羽）が木で出来ている、ウッドブラインドをオススメさせていただきました。

収納建具に合わせた、一体感のある色選びをしています。



とても日当たりが良い西向きの窓の為、一般的な木製ブラインドでは

スラット同士の隙間も大きく、ブラインドを昇降させるコードを通す穴も開いている為、

光漏れが気になってしまうところ。。。

今回はそれを見越して、コード穴が無く、スラット同士の隙間も非常に少なくできる、

高遮蔽タイプのウッドブラインドをご提案させていただきました。

＊ 通常品 ＊　スラットに昇降用のコードを通す穴が開いたもの



＊ 高遮蔽タイプ ＊　コード穴のない仕様



スラットの開閉角度も向上し、全閉時の隙間がとても小さく済みます。

【 使用製品 】

［ニチベイ］ウッドブラインド　クレールグランツ５０（ラダーコード仕様）

ループコード式　スラットカラー：Ｋ１０３ ミディアム

カウンセリング室の窓には、プリーツスクリーンを施工。

パラフィン紙のような独特の風合いを表現した和紙調の生地を選び、

自然光をやわらかく取り込む、趣きのある落ち着いた雰囲気にしています。

【 使用製品 】

［ニチベイ］プリーツスクリーン　もなみ２５

ループコード式　生地：M７０５４ （なごみⅡ キナリ）　部品：木目ピュアナチュラル

院長室は、ルーバーの角度調節で外からの明りを自在に調節できる

バーチカルブラインド）を採用していただきました。

シャープでスタイリッシュなイメージの強いタテ型のブラインドですが、

リネンのような風合いを表現した、素材感のある生地を使うことで、

温かみのある柔らかな雰囲気にまとめることができました。

【 使用製品 】

［ニチベイ］バーチカルブラインド　アルペジオ シングルスタイル１００㎜

コード式　ルーバー：A６８９２（アタシエ マカダミアナッツ）

点滴室のベッド周りに、間仕切り用のカーテンを設置しました。

カーテンの上部がネット状（メッシュタイプ）になっているものを使っています。



上部がネット状になっているのにはいくつか理由があります。

①エアコン等の空調使用する際に空気の対流を遮らず、カーテン越しの温度差が生じにくい。

②万が一、火災が発生した際などに、スプリンクラーの散水を妨げない、

③カーテンを閉めた際の閉塞感を和らげる。

医療施設にはかかせないカーテンです。

上部ネット仕様のカーテンには、もともとネット部と本体が一体で織られているものと、

ネット部分と本体の生地（専用生地から）それぞれ選び、縫い合わせるものとが選べます。

今回は、前者のネット部が一体になった「メッシュ一体型」タイプのものを使用しました。

【 使用製品 】

［ 東リ ］コントラクトカーテン　エコペルメルン TKY９００１（メッシュ一体型）

堀田院長、この度は開院おめでとうございます。

また、カーテン工事をご用命いただき、ありがとうございました。

温かみがあり親しみの持てるとてもクリニックで、とても素敵でした。

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ゆうあいでは、住宅だけでなく堀田内科クリニック様のような医療施設や、

福祉・教育、各種施設などのカーテン工事も承っております。

新規開設はもちろん、古くなったブラインド・カーテンの取り替え等、

気軽にご相談いただければと思います。