長野県諏訪市 M様邸 施工例
~省エネ効果(保温性・断熱性)のカーテンレールと、リターン付きカーテン~
省エネ効果(保温・断熱効果)のカーテンレールとカーテン
M様邸は、2F建てのご新築になります。
長野県諏訪地方は、冬の寒さが厳しい地域でもあります。
雪の降雪量は、長野県でも地域によって差はありますが、寒さは全体的に厳しいと思います。
最近では、家のつくりも昔と比べると気密性も良く、あたたかなお家が増えてきました。
それでも、さらに、カーテンで寒さ対策をしたいと、M様より、ご相談いただきました。
立ち上がりのある、掃出し窓に、カーテンレールとカーテンを取り付けて行きます。
写真にあるのは、レールを支えるブラケットと呼ばれる部材です。
その部材の上に乗っかるようにして付いている物は、カバートップ固定クリップⅡです。
先程の固定クリップにパチンとはめ込みます。
材質は、ポリエチレン樹脂で出来ていますので、重さはなく、軽いものになります。
この状態の物が1枚の板のようになっています。
左側が、カバートップⅡをレールの上に設置する前、右側の写真が設置後になります。
レール上部の隙間がなくなったことが、お分かりいただけると思います。
トップカバーⅡは、カバートップⅡのキャップをスライドさせて、両側の隙間を無くします。
左=隙間あり、右=スライドさせて隙間がなくなりました。
レールの両側は、キャップストップM(ダブル)仕様になります。
レールの上に、少し出っ張って見えるものが、カバートップⅡです。
カーテンは、レールと合わせて、リターン縫製を納品させていただきました。
通常のカーテンの場合、カーテンレールに引っ掛けて正面のみ隠れるようになりますが
リターン縫製は、写真のようにカーテンの両側の終わりが、正面から壁側に折れて
隙間を無くしているということです。
この為、隙間が少なく済みますので、保温効果も高まります。
今回のように、レールとカーテンの仕様を組み合わせることによって
さらなる保温性や、断熱効果も得られるようになります。
レールのキャップがMセットの場合、通常はカーテンレールを見せるようAフックで製作しますが
今回M様のご要望でBフックに合わせて製作させていただきました。
カーテンレール:エリートMセット(パールベージュ)カバートップⅡ仕様 ホワイトグレイン
レールメーカー:TOSO
ドレープカーテン:ロイヤルWH 遮光1級 防炎
レースカーテン:3350WH ミラーカーテン 花粉キャッチ
その場に合わせたレールの施工
よく見かけるのが、収納扉(クローゼットの扉)が近くにある窓です。
家の構造上、このような窓はどうしてもあるのですが、その場合のレール等の取り付け方です。
M様邸でも、このような窓がございました。
収納扉よりも、窓枠の方が上になっているのがお分かりでしょうか?
窓枠のすぐ上に、カーテンレールを取り付けた場合は、レールの中に入っているランナー(輪っか)に干渉します。
ランナーに干渉しないように、ここからさらにカーテンレールを上げて施工します。
見てお分かりいただけると思いますが、ドレープカーテンが無い状態では、レールに扉は干渉しません。
カーテンは、扉と反対側へ片開き(片寄せ)。
カーテンを片開きにした理由は、カーテンのたまりを扉側に作らないためです。
カーテン溜りが無ければ、扉の開け閉めに問題はありません。
ドレープカーテン=形態安定加工付き
形態安定加工をつけると、カーテンのラインがきれいに納まります。
特に遮光生地や、張りの強い生地は、この加工をかけたことにより、見た目もきれいになると思います。
使用生地:ドレープカーテン ロケットIV 遮光2級 レースカーテン:3350WH ミラーレース 花粉キャッチ
カーテンレール:ファンティア W正面付け ファインワイト(木目) メーカー:タチカワブラインド
ゆうあいスタッフからのコメント
カーテンレールは、装飾レールと言われるものと、機能性レールと言われるものと
様々な種類がございますが、どのように使いたいか。見た目重視?
それとも、今回の様に、機能性重視なのか・・・。
レール選びもカーテンを選ぶ点では重要な役割を果たしております。
長野県諏訪市・岡谷市・松本市で、ご新築のカーテンご相談は
インテリアショップゆうあい諏訪店・松本店へご相談くださいませ。
M様ありがとうございました。