お部屋コーディネート施工例#348

長野県茅野市 某施設 施工例

~カーペット補修~

補修完了

補修前 ↓



補修箇所は、補修前写真の様な箇所。


カーペットのしわを伸ばしました。


ホテルのロビー、住宅などのカーペット施工には、フェルト/グリッパー工法(クッション材をカーペットの下に入れ込んで、その上にカーペット本体をピンッと張って壁際のつめに引っ掛ける/ゆうあいの施工例でも何度も出て来ています)というものがあります。


住宅の個室位なら良いのですが、ホテルのロビーや店舗などは、とにかく広い。


当然カーペットも大きくなるので、ピンッと引っ張るのが大変です。


また、大勢の人が歩き、キャスターの付いた台車なども頻繁に通ります。


そうなると、きちんと施工したカーペットも、引っ張られたりよじれたりで、ゆがんで伸びて、写真の様にしわが出来てしまいます。


こうなると、見た目が悪く、躓いたりして危険です。


そこで、今回の補修です。


作業開始


普段は、こんな感じのカーペットを引っ張る道具を使うのですが、


今回使用した道具は、大型のストレッチャー



どこか力の掛けられる壁面に片側を固定して、カーペットのしわの先まで金属製のパイプをつないで伸ばします。


その先にカーペットを引っ張るためのツメの付いた本体を取り付けて、レバーを下げます。


すると本体が少しずつ前へ移動してカーペットを引っ張ります。



その作業を繰り返してしわを端に寄せて行き、細部はいつもの道具で細かく引っ張ります。



余分になった部分は切り落とし、元の様に納めて行きます。


また、カーペットの繋ぎ目でしわを切り落とし、再度、シーミングしてつなぎなおしたりもします。



他にも・・・

↓ 補修前



↓ 補修後



こんな感じに仕上がります。


ゆうあいスタッフからのコメント


こういった補修作業には、当然それなりの道具も必要ですが、


・何処を


・どの程度


・どうするのか


この判断の出来る職人の経験と技術が大切です。


私は主にカーテンの施工しか出来ませんが、ゆうあいにはカーペット/クロス工事などが専門の頼れる職人も居ます。


何かお困りの時も、是非。