長野県 諏訪市 K様邸 施工例
~機能を考えた、カーテンがメインの住宅~
リビング/ダイニング
長野県 諏訪市内のご新築住宅です。
窓周りはカーテンがメインの住宅です。
扱い慣れたカーテン。
断熱性能も優れたカーテン。
トラブルが起きてしまった時のメインテナンス性に優れているカーテン。
何年か後の交換時、作業がし易く、コストも抑えられるカーテン。
そんなカーテンの機能性をご理解頂いての内容です。
※ LD使用生地
ドレープ AC5480(遮光3級) アイボリーとグリーンのストライプ柄
レース AC5672(遮熱/UVカット/ミラー) 外から室内が見えにくい、多機能レース
遮光性/寒さ対策として
上の写真は、今回施工したレール。
一般的なカーテンの取付は下記の感じ。
窓の上のカベの部分に、カーテンレールを2本(ドレープ/厚手用とレース用)を、セットで取り付けます。
今回は、K様と、K様邸の設計の先生よりのご希望により、写真の様にカーテンレールを設置しています。
① 窓の上のカベの部分に、レールを1本(ドレープ/厚手用)
② 窓枠の中に、レールを1本(レース用)
理由は、ドレープ/厚手と壁の隙間を減らす為。
考えられる効果は、遮光性能と断熱性能の向上。
壁面に突き出るレールが1本になる為、壁とレールの隙間が少なくなります。
隙間が少なくなる事により、遮光性(光の入り込みや漏れ)、断熱性(外気が入りにくく、漏れにくい)が向上します。
マイナス点もあります。
レースカーテンが窓に近い為、汚れ易くなったり、冬場の結露で窓にくっついて濡れてしまったり。
また、レースが窓枠のみに溜まる為、掃き出し窓などでは、出入りがしにくくなったり。
しかし、上記の様なマイナス点は、住宅の断熱性能の向上や、暖房器具の選定などで結露を減らしたり、レースカーテンの寄せ方や吊り方を工夫したりで、減らして行く事も可能です。
用途やご希望に応じて、より良い方法を考えて行きます。
寝室
淡いブルーのカーテン生地です。
スッキリと落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
※ 寝室使用生地
ドレープ AC5485(遮光2級) グレイッシュなブルー ざっくりな織りでマット感と光沢感あり
レース AC5672(遮熱/UVカット/ミラー) 外から室内が見えにくい、多機能レース
洋間
カーテンの施工では無いですが、壁紙でお部屋のコーナー部分(1カ所のみ)をアクセントにしています。
4面ある壁の1面のみ、壁紙を変えてアクセントにしたお部屋は多く見かけますが、コーナーで貼り変えているお部屋はあまり無いかと思います。
オーナー様のアイデアとの事でした。
当然、カーテンもオーナー様の選定。
デニムブルーのドレープにブラウンのレース。
シンプルで、個性のあるしあがりです。
どのお部屋もレース用のレール1本は窓の内側です。
カーテン縫製も2倍ヒダ。
カーテンのウェーブが深く細かい為、その部分で空気を多く抱え込む事により、断熱効果に優れる縫製です。
また、ボリュームも多いので、豪華な雰囲気に仕上がります。
※ LD使用生地
ドレープ AC5156(遮光1級) デニムブルーの暗幕生地
レース AC5682(遮熱/ミラー) シンプルな無地 ブラウン