長野県 松本市 M様邸 新築工事
~海外製ブラインドが生み出す光と影の陰影~
松本市内にご新築されたM様。
ご新居の内装はモノトーンを主体とされたモダンなカラーリング。
合わせる窓装飾はカーテンも良いですが、スタイリッシュさを重視するならブラインドやロールスクリーンがオススメです。
M様もそういったコーディネートがお好きで、お打合せ初期からスッキリしたロールスクリーンなどを主に選んでいただいておりました。
1F LDK
ウォールナットの床に白い壁、黒を基調としたキッチンボードなど、M様邸のLDKはとてもモダンな表情です。
そんなLDKを象徴するのがノーマンジャパン製”スマートドレープシェード”。
こちらはM様がご来店され、一目ぼれでお選びいただいたものです。
従来のブラインドとは異なり、ドレープ・レース交互に配された生地をふんわりとアーチをかけて吊るしています。
このアーチとストライプ状の生地が肝で、生地の角度を変えると採光・シャットアウトを調整することが出来る画期的なブラインドです。
形が似ているので比較されやすいのがバーチカルブラインド、大きな違いはウェイトとボトムコードの有無です。
スマートドレープシェードの裾は切りっぱなしなので、ウェイトがバタバタと音をてることもなければ、ボトムコードが絡まる心配もありません。
生地を暖簾のようにかき分けて行き来をする写真を掲載するなど、リアルな日常使いを意識をした構造ですね。
ゆえにスマートドレープシェードは、2020年のグッドデザインアワード・キッズデザインアワードなど多くの賞を受賞しております。
M様の希望で天井に設置しており、縦のラインをいっそう強調して高さを演出するコーディネートとなっております。
取付方法一つでも、モダンな雰囲気をグッと底上げできていますね。
キッチンの小窓にはロールスクリーンを取付。
カップボードの扉の接触を防ぐため、ここは枠内付けと致しました。
生地のお色もスマートドレープシェードに合わせたグレー系をチョイス。
ニチベイのロールスクリーン「ソフィー」のラインナップ生地”ラフィー”は、プレーンな素材感と多色展開のおかげで、他製品とのコーディネートがしやすいです。
全体のカラーリングにブレが無く、統一したカラーコーディネートのLDKを作ることが出来ました。
1F 洋室
リビング隣の洋室はニチベイのプリーツスクリーン”もなみ”を取付。
スマートドレープシェードが”縦”の印象を与えていたのに対して、こちらは”横”の印象を感じさせます。
部屋ごとで印象を変えることによってコーディネートにメリハリが付きますね。
生地は和紙調の”きさら”からお選びいただきましたLDKに合わせたグレー系を選ぶことで統一感を持たせています。
グレーの生地は優しく外の光を採り入れてくれるので、シックな床色でも明るく感じさせてくれますね。
操作方法はニチベイ製品の推している「スマートコード式」
従来の操作(チェーン式・コード式)のように”輪っか”が出来ないので、小さなお子様やペットが不意に触ったり事故を起こさない工夫がなされております。
小さなお子様がいらっしゃるご家族様から評判の良い操作方法ですね。見た目がスッキリしているのもポイントです。
2F 主寝室
2階のお部屋は全てロールスクリーンで統一。
それぞれ部屋ごとに生地や仕様を変えております。
主寝室はニチベイのロールスクリーン”ソフィー”より、遮光生地のホワイトをチョイス。
クロスもホワイト系なのでお部屋が広く明るく感じられますね。
遮光の強さは2級で適度に外の光を通します。
寝室の遮光等級の強さはお客様によって好みが異なります。
陽の光を感じて目覚めたい方にはおよそ2級以下の等級を、夜勤などで日中に熟睡したい方にはなるべく1級をお勧めします。
2F 子供室①
子供室は生地を非遮光生地の”ラフィー”にしているので、より一層光が透過して明るさを得られる環境になっております。
お子様が小さいうちから遮光の強い生地で暮らすと、体内時計が養われにくい(寝坊しやすくなる)と言われています。
M様もそれを考慮して、この度は非遮光生地をお選びいただきました。
お子様が大きくなられた時は、生地交換または本体ごと交換という選択肢もございます。
2F 子供室②
もう一部屋ある子供室ではロールスクリーンの取付方法を変えています。
このお部屋は窓のすぐ横にクローゼットの折れ戸がありますので、他の部屋のようにロールスクリーンを正面付けすると折れ戸がぶつかってしまいます。
キッチンの小窓と同様にこちらも枠内付けでカバーしました。
窓の大きさ・配置が主寝室と同じなので、取付方法一つで大きく雰囲気が変わることが分かりますね。