長野県諏訪市 H様邸
～クロス貼替えでリノベーション～
クロス貼り替え
今回、Ｈ様より、ＬＤＫの壁紙張り替えのご依頼を頂きました。
拝見させて頂くとキッチンまわりと言うこともあり、
油汚れや、タバコのヤニで黄ばんでしまっています。
そこで、全ての壁紙を剥がして、
新しい壁紙を貼り付け作業していきます。
【キッチンダイニング 施工前】
照明の外した跡のクロスと見比べると、
どれだけ変色しているかがよくわかります。
（壁紙剥がし作業）
現在の壁紙を剥がしていく作業です。
予め、照明やコンセントカバー等を外して、
古い壁紙を貼り方向に沿って剥がしていきます。
基本古いクロスの裏紙は残りますが、
基本的に薄く残るだけですので、
そのまま新しい壁紙を施工します。
【リビング 施工前】
ダイニングと比べると変色はないですが、
それでも変色は目立ちます。
（壁紙剥がし作業）
ダイニング同様にて慎重に剥がしていきます。
（施工前と剥がし後）
左が古いクロス、右は古いクロスを剥がしたあとです。
綺麗に剥がれれば問題ないですが、
剥がした際に凸凹になってしまった箇所は、
下記の様にパテ（充填剤）を使用して平にしていきます。
下の図参照
（パテ処理）
この作業が、クロス貼り替えの肝となり、
うまく処理を施さないと剥がれや、段差が生じてしまいます。
（貼り付け作業）
あらかじめ天井のサイズに裁断とのり付けをしたクロスを、
基準となるラインを算出し、
手で撫でるように真っ直ぐに貼りつけていきます。
空気が入ってしまった個所は、ヘラで使って出していきます。
（カット作業）
周りの余分なクロスをカットし、
天井の寸法に合わせていきます。
2枚目以降の壁紙は数㎝重ね合わせ貼っていき、
（柄がある場合は、1枚目の柄と合わせていく）
重ねた部分をカッターでカットしていきます。
【ダイニング/天井 完成】
すべてのカット処理を終えたら完成です。
（施工前） （施工後）
【リビング/天井 完成】
（施工前） （施工後）
ゆうあいスタッフからのコメント
使用クロス ： RE7711（サンゲツ） ウレタンコート仕様
・表面が強く、傷がつきにくい
・汚れが落ちやすいクオリティ
・テカリのないマットな仕上がり
クロス選びの基準は、家具やカーテン・照明などに合わせて、
色（カラー）や柄を合わせてるのも良し。
また、今回のようにクロス自体の特性・効果を考え、
それぞれの部屋の使用目的に合わせて、より良い生活環境を作り出す事もできます。
逆に注意しなければいけないのが、
「クロスの貼り替え」と「新築のクロス施工」は違うということ。
本文で記載したように、クロスの貼り替えは古い壁紙を剥がした際に裏紙が残ります。
また、月日が経った壁（下地）の傷み等もあるので、
なるべく下地が目立たない壁紙（クロス）をお選びして頂く事をお勧めします。
壁紙（クロス）でお困りでしたら、お気軽に当店へご相談くださいませ。