お部屋コーディネート施工例#305

山梨県北杜市 K様邸 施工例

~リビング・ダイニングにウィリアム・モリスのウイローボウ~

こだわりの空間

WillowBoughs(ウイローボウ)

山梨県北杜市 K様より、リビング〜ダイニングのカーテン取り替えを


ご依頼いただきました。


K様がそれまでお使いのカーテン生地がウィリアム・モリスの『Fruit』(フルーツ)でした。


【Fruit】


その為、ゆうあい諏訪店に御来店の際、モリスコーナーのカーテンサンプルが目に留まり


数あるサンプルの中から『WillowBoughs』(ウイローボウ)に決まりました。



【WillowBoughs】1887年


壁紙のデザインとして登場し、1895年に生地として採用。


この葉群のアイディアは、モリスの家の近くを流れるテムズ川の川縁に


茂る柳の木からインスピレーションを受けたといわれています。


また柳の木はモリスが好んだモチーフで、他のデザイン背景にもよく使われています。


出窓

【プレーンシェード+レース】


今までお使いのFruitが経年の劣化(日焼けによる色褪せなど)により交換となります。



リビング~ダイニングには窓が5ヵ所あり、その内の2ヵ所は出窓。


プレーンシェード+レースカーテンの組み合わせです。


プレーンシェードメカはタチカワブラインド クレアス チェーン式を使っていて、


メカ本体はまだ使用出来た為に幕体(生地)のみ交換しました。



今回はカーテンもシェードも遮光裏地仕様になっています。


日焼け劣化から生地を守る、寒さ対策で断熱効果アップで機能面でも優れています。



↑シェードの裏側です。昇降のヒモが写っています。


裏地はタチカワブラインドクレアスの遮光裏地RC-7903グレーを使用しています。



出窓のレースは東リKTB5396プレーンボイルのナチュラルです。


裾はウエイトテープ仕様で折り返しが無くスッキリしています。



↑シングルシェード(現物)を降ろして写真を撮りました。


カーテンはヒダが付きますが、シェードは降ろすと平になるので


タペストリーの様に、『絵』として捉える事ができます。


幅138cm*高137cmの迫力ある『絵』になりました。


掃出窓・腰高窓

【カーテン+レース】




カーテンの仕様は2倍ヒダ(3つ山ヒダ)、遮光裏地付き、形態安定加工付きです。


ウイローボウは綿100%の組成なので形態安定加工を付加する事が出来ませんが、


遮光裏地はポリエステルです。その裏地には形態安定加工による美しいプリーツが


ちゃんと付くのです。



↑ドレープカーテンとしての佇まいも見応えあります。


2倍ヒダの重厚感がウイローボウをより一層惹き立てています。



↑遮光裏地は東リ KTB5349(ベージュ系)


出窓のシェードとは違う裏地生地となりますが、出来るだけ近い色で合わせました。


性能はシェード裏地と同じ遮光2級です。



レースは出窓と同じKTB5396です。


モリスの生地にはシンプルなプレーンボイルが良く合うと思います。



ゆうあいスタッフからのコメント


K様、写真の御協力ありがとうございました。


ウイリアム・モリスの『フルーツ』から『ウイローボウ』になり雰囲気はガラッと変わりました。


色味はグリーン系が入り爽やかで明るい感じになりました。


10数年使われたフルーツ同様に、このウイローボウを気に入って頂けたら嬉しいです。


また遮光裏地により機能性はアップしているので、冬はより暖かくお過ごし下さい。