山梨県北杜市 K様邸 施工例
~リビング・ダイニングにウィリアム・モリスのウイローボウ~
こだわりの空間
WillowBoughs(ウイローボウ)
山梨県北杜市 K様より、リビング〜ダイニングのカーテン取り替えを
ご依頼いただきました。
K様がそれまでお使いのカーテン生地がウィリアム・モリスの『Fruit』(フルーツ)でした。
その為、ゆうあい諏訪店に御来店の際、モリスコーナーのカーテンサンプルが目に留まり
数あるサンプルの中から『WillowBoughs』(ウイローボウ)に決まりました。
【WillowBoughs】1887年
壁紙のデザインとして登場し、1895年に生地として採用。
この葉群のアイディアは、モリスの家の近くを流れるテムズ川の川縁に
茂る柳の木からインスピレーションを受けたといわれています。
また柳の木はモリスが好んだモチーフで、他のデザイン背景にもよく使われています。
出窓
【プレーンシェード+レース】
今までお使いのFruitが経年の劣化(日焼けによる色褪せなど)により交換となります。
リビング~ダイニングには窓が5ヵ所あり、その内の2ヵ所は出窓。
プレーンシェード+レースカーテンの組み合わせです。
プレーンシェードメカはタチカワブラインド クレアス チェーン式を使っていて、
メカ本体はまだ使用出来た為に幕体(生地)のみ交換しました。
今回はカーテンもシェードも遮光裏地仕様になっています。
日焼け劣化から生地を守る、寒さ対策で断熱効果アップで機能面でも優れています。
↑シェードの裏側です。昇降のヒモが写っています。
裏地はタチカワブラインドクレアスの遮光裏地RC-7903グレーを使用しています。
出窓のレースは東リKTB5396プレーンボイルのナチュラルです。
裾はウエイトテープ仕様で折り返しが無くスッキリしています。
↑シングルシェード(現物)を降ろして写真を撮りました。
カーテンはヒダが付きますが、シェードは降ろすと平になるので
タペストリーの様に、『絵』として捉える事ができます。
幅138cm*高137cmの迫力ある『絵』になりました。
掃出窓・腰高窓
【カーテン+レース】
カーテンの仕様は2倍ヒダ(3つ山ヒダ)、遮光裏地付き、形態安定加工付きです。
ウイローボウは綿100%の組成なので形態安定加工を付加する事が出来ませんが、
遮光裏地はポリエステルです。その裏地には形態安定加工による美しいプリーツが
ちゃんと付くのです。
↑ドレープカーテンとしての佇まいも見応えあります。
2倍ヒダの重厚感がウイローボウをより一層惹き立てています。
↑遮光裏地は東リ KTB5349(ベージュ系)
出窓のシェードとは違う裏地生地となりますが、出来るだけ近い色で合わせました。
性能はシェード裏地と同じ遮光2級です。
レースは出窓と同じKTB5396です。
モリスの生地にはシンプルなプレーンボイルが良く合うと思います。