長野県茅野市 某施設 施工例
~カーペット補修~
補修完了
補修前 ↓
補修箇所は、補修前写真の様な箇所。
カーペットのしわを伸ばしました。
ホテルのロビー、住宅などのカーペット施工には、フェルト/グリッパー工法(クッション材をカーペットの下に入れ込んで、その上にカーペット本体をピンッと張って壁際のつめに引っ掛ける/ゆうあいの施工例でも何度も出て来ています)というものがあります。
住宅の個室位なら良いのですが、ホテルのロビーや店舗などは、とにかく広い。
当然カーペットも大きくなるので、ピンッと引っ張るのが大変です。
また、大勢の人が歩き、キャスターの付いた台車なども頻繁に通ります。
そうなると、きちんと施工したカーペットも、引っ張られたりよじれたりで、ゆがんで伸びて、写真の様にしわが出来てしまいます。
こうなると、見た目が悪く、躓いたりして危険です。
そこで、今回の補修です。
作業開始
普段は、こんな感じのカーペットを引っ張る道具を使うのですが、
今回使用した道具は、大型のストレッチャー
どこか力の掛けられる壁面に片側を固定して、カーペットのしわの先まで金属製のパイプをつないで伸ばします。
その先にカーペットを引っ張るためのツメの付いた本体を取り付けて、レバーを下げます。
すると本体が少しずつ前へ移動してカーペットを引っ張ります。
その作業を繰り返してしわを端に寄せて行き、細部はいつもの道具で細かく引っ張ります。
余分になった部分は切り落とし、元の様に納めて行きます。
また、カーペットの繋ぎ目でしわを切り落とし、再度、シーミングしてつなぎなおしたりもします。