お部屋コーディネート施工例#440

長野県塩尻市 ホームウェディングF様 施工例

~紳士更衣室 カーペットリフォーム工事~

 

ゆうあい松本店から車で5分ほどの至近距離にあるホームウェディングF様。

前回に続き、紳士更衣室のカーペットリフォームを承りました。

今回のご要望は、タイルカーペットで敷き詰めてある床を、土足部分と靴を脱いで上がるスペースに二分割して欲しいとの事。

店内全体は土足であり、更衣室に入ってドアを閉め、着替えをするには、靴を脱がなくてはなりません。

基本的に社長様にお任せ頂いたのですが、どうしたら良いか、しばらく時間を頂いて考えました。

その具体的な施工をご紹介いたします。

カーペット商品選定



施工前はこのようでした。 椅子に座って着替えをして、すぐ靴をはく感じだっただろうと思います。

まずは、商品選びです。



東リのフィルミエというタフトカーペットをお勧めしました。 これは、タイルカーペットを貼っている下地がコンクリートのモルタルに直に施工されていたため、より厚みがあるもので、尚且つ素材が強いものが適切と思われたからです。

このフィルミエは、全12.5mmあり、タイルカーペットよりも厚いものです。 靴を脱いで上がるなら、一段高くなるべきと思ったからです。



ボリューム感もあり、豪華さもあります。 また、モルタル床に直貼りをするため、薄いものだと、靴を脱いで素足の時、寒いという事も考慮しました。

また素材は、BCFナイロン製となっており、耐久性にも優れたものです。

金物選定

カーペットの選定の後、苦慮したのが金物です。 8mm厚のタイルカーペットと今回のフィルミエという12.5mm厚のロールカーペットを以下にジョイントするか・・・



今回お勧めしたのが、アシスト フラットモールド カムベースハイ+インサートNo.20-584BS  真鍮製です。



インサートは、ステンレス製もあったのですが、更衣室の雰囲気とカーペットとコーディネートを考えたとき、価格は高くなりますが、真鍮製をお勧めして採用頂けました。

施工方法



タイルカーペットを剥がす前に、ソフト巾木を剥がします。



カーペットを剥がしたあと、金物 フラットモールドのカムベース・ハイを取付ます。 床下地がモルタルのため、振動ドリルで穴を開け、プラグを打ち込んでビスで固定します。



カーペットをカットして合わせます。





カーペットをめくり、順番に白糊を打っていきます。





まだまだ完成ではありません。



ソフト巾木を貼っていきます。



インサートを打ち込みます。



完成です。

完成

段差を付けることで、土足部分を靴を脱ぐ部分の区別がしっかりできたと思います。

ゆうあいスタッフからのコメント

いつも心掛けているのは、お客様に合ったご提案です。

今回F様に合ったご提案を考えた時に、機能性も当然ながら、雰囲気が大事だと思いました。

お客様にも喜んで頂き、良かったと思います。

カーペットなどのリフォーム工事も、ゆうあい(松本店・諏訪店)までご相談ください。