お部屋コーディネート施工例#443

長野県大町市 E様 内窓施工例

~窓辺の寒さ対策の一番は、やはり内窓です~

 

大町市のE様は地元で開業させれているお医者様。 E様とのお付き合いは10年位になるでしょうか。

この度ご来店いただき、カーテンの交換と窓辺の寒さ対策についてご相談を受けました。

カーテンの交換については、大きなサンプルで見て頂きいくつか候補を決めて頂きましたので、生地見本を持ってお伺いして参りました。

その打合せで決めさせて頂いたE様邸の内窓工事、カーテン工事をご紹介致します。

大町市は長野県でもとても寒い地域です。 雪もたくさん積もる地域でもあります。

E様邸は寒さに考慮されたメジャーハウスメーカーM様の家。 窓も当然二重サッシを使われています。 それでも、冬は寒く、窓の下半分が結露して床がびしょびしょになってしまわれるとの事。

対策としては、内窓、ハニカムスクリーンなどが有り、ご紹介しました。



ハニカムスクリーンは寒さ対策として、有効な手段です。 ただ、ファブリックである以上寿命があります。

また、今回のE様邸のように外が寒く、部屋内が温かく温度差が激しい場合、ファブリックの裏側が結露でカビてしまう現象が考えられました。

実際、ハニカムスクリーンを使っていらしたお客様の家で、(弊店施工ではないのですが)ファブリックの裏側カビているものを見た経験がありましたので。

今回のE様邸は何回も言いますが、非常に寒い地方で、断熱が素晴らしい家に住まわれているからこそ、ハニカムスクリーンではなく、内窓をご提案しました。



ちなみに内窓にも、たくさんの選択肢があります。

①単板ガラス ②複層ガラス ③Low-E複層ガラス(断熱タイプ) ④Low-E複層ガラス(遮熱タイプ) 大きく分けてこの4つになります。

②複層ガラスでも効果はあるのですが、一番効果が期待できる③Low-E複層ガラス(断熱タイプ)でお決め頂きました。

Low-E複層ガラス(断熱タイプ)は、部屋内にLow-E金属膜を貼ってあるものになります。 Low-E複層ガラス(遮熱タイプ)は、室外側にLow-E金属膜を貼ってあるものになります。

いずれも高価にはなりますが、ゆうあい(松本店・諏訪店)は、直接商品を仕入れられますので、ハウスメーカー、工務店、リフォーム屋さまよりお安くお客様にご提供できます。

さて、今回困ったのが、写真の膨らみです。

内窓を付けるためには、7㎝の枠の奥行が必要です。写真の膨らみの前に付けたのでは、奥行が確保できません。

E様邸のハウスメーカーM様でも同じ内窓は施工できますが、この膨らみの前に付けるとの事。 そうした場合、ふかし枠が必要となりますが、見た目も、腰高窓は内窓の加重に耐えられるか疑問です。

E様と私は、危険も承知でこの膨らみを取ってみる事にしました。



白い膨らみの受けが出てきました。 2㎝程ありましたが、5㎝は内窓が乗るペースが確保出来るため、問題ないと判断しました。

そして、誠に申し訳無かったのですが、この膨らみを取る仕事は、E様自らやって頂けました。

また、今回問題になったのが、現状窓のクレセントの大きさです。

サッシ屋様と話した折も、クレセントが、内窓のクレセントに当たる可能性を考慮して、クレセントの交換も考えましたが、写真のように回避することが出来ました。

そうして内窓が施工出来ました。

次に、カーテンの交換です。 ここでもう一工夫。



わかりずらいと思いますが、レールを壁に直接戻して付けるのでなく、12mmのスペーサーをお入れしました。

これは奥様のご指摘だったのですが、以前窓とレースカーテンが接してカビてしまった経験から、少しでも窓面との距離を取って欲しいとのご要望からです。

カーテンも無事架け替えることが出来ました。

ちなみに、今回ご提案してご採用頂いたのが、川島織物セルコンのフィーロという見本帳の FF1075 というドレープカーテンです。

この生地は高価にもかかわらず、大変人気がある商品でお勧めです。

今回はこの生地に寒さ対策で裏地を付けさせて頂きました。



ただでさえ生地の厚いFF1075に裏地を付ける事で、寒さ対策はほぼ完ぺきになったと思います。

寝室もカーテンと内窓を施工させて頂きました。

ゆうあいスタッフからのコメント



E様 いつもありがとうございます。

私が心掛けているもの。 「初めての出会いでを大切にしたい。そして長くお付き合いさせて頂きたい」

だからこそ、心を砕いてお話させて頂きます。

長野県で窓辺の寒さ対策は、ゆうあい(松本店・諏訪店)までご相談ください。