お部屋コーディネート施工例#456

長野県塩尻市 M様邸施工例

~エクステリアも意識したプリーツスクリーンのコーディネート~

今回の工事よりも前から、当店でカーテンをご注文してくださっていたM様。

この度はご自宅の縁側に土間と、くつろぎの空間にするサンルームを増設されるとのことでご来店されました。

店内にある商品を実際に操作し、生地サンプルをいくつも比べながらじっくりと生地選びをしていただきました。

M様が選ばれた、エクステリアとしても楽しむことができるコーディネートをご紹介いたします。

土間

M様邸にお伺いするとひときわ目につく大きな掃出し窓。巾1間半(約270cm)の掃出し窓が二つ並んでいます。

もと縁側だった箇所をリフォームして、新たに土間を設けて開放感のある掃出し窓にされたとのこと。

部屋側には障子窓が別にあるため直接外の道路から見えてしまうことはないものの、今のままでは日差しも強く入ってきてしまうとのことでした。

カーテンという案もございましたが、ここは雰囲気を重視してプリーツスクリーンの「シングルスタイル」を選んでいただきました。

プリーツスクリーンは生地や操作方法にもよりますが、最大幅300cmまで製作可能となっているので、間口の広い窓にも対応することができます。

ただし1台で取付すると操作が重く昇降が大変になってしまうため、今回は2台に分割して取付することをお勧めいたしました。

こうすることで、外へ出入りする際も最低限の開け閉めで済むので、大きな窓へこういったメカ物を取付する際にはオススメです。

そしてこの窓にプリーツスクリーンを選ばれた最大の目的が「生地の色」です。



生地はニチベイのプリーツスクリーン「もなみ」の’’いぶき’’、ムラ感のあるテクスチャが印象的です

お色はバーガンディ調の「スオウ」で、部屋内からだとアクセントになるビビッドな色ですが・・・



外から見ると壁色と調和して見えるコーディネートとなっているのです。M様がもっとも苦心されて選んでいただいた生地でした。

窓装飾インテリアは部屋から見ることが主ですが、窓は外からも見られるものです。

ご自宅のエクステリア(外観)を意識した上で生地を選ぶことで、M様邸のコーディネートは一線を画する仕上がりになったと思います。



ちなみに畳み上げるとこんなにコンパクトで、お庭を眺める時も窓の開口部を狭めないですみます。

プリーツスクリーン:ニチベイ もなみ M8040

サンルーム 腰高窓

こちらも新しく増設されたサンルームです。

床の白木やオフホワイトのクロスから、広々として落ち着いた空間であることが連想されました。

床の間のような窓には落ち着いた光沢感のある、淡い黄色みがかったグリーンのアクセントクロスが貼られています。

この色味をベースに、プリーツスクリーンも同系統の生地色をお選びいただきました。また、枠内にすっぽり収めることで、より障子のようなスッキリさを演出できたと思います。

生地はニチベイのプリーツスクリーン「もなみ」より’’いぶき’’

土間でご紹介した’’きさら’’よりもムラが少なく、障子紙の質感に近いフラットなテクスチャとなります。

この二つの生地は「もなみ」の人気生地となるので、カラーバリエーションも大変豊かです。



プリーツスクリーン:ニチベイ もなみ M8007

サンルーム 掃出し窓

先ほどの腰高窓の横には1間半の掃出し窓があります。

プリーツスクリーンとセットで見えることが多い配置なので、こちらのカーテンも色味や生地の質感を落ち着いたものでコーディネートいたしました。

ドレープカーテンは当店オリジナル生地の「セリー」をお選びいただきました。



木の葉や枝をモチーフにしたナチュラル系の柄となります。お色もアクセントクロスやプリーツスクリーンと揃えて、より統一感の高いコーディネートとなっております。

レースカーテンも当店オリジナルのミラーレースをお勧めいたしました。



控えめな縦のストライプが入った生地は、1間半の窓をのっぺりとした印象にさせず、程よいアクセントを加えてくれます。

生地の裏側にミラー糸を織り込んだミラーレースなので、日中は外からお部屋が見えにくくなります。

またUVカット率も高いので床面の日焼けを軽減できるため、機能面でもお勧めのレースカーテンです。

ゆうあいスタッフからのコメント

M様、施工例にご協力いただき誠にありがとうございました。

同じプリーツスクリーンでも生地選びで印象が変わりますね、こだわりある素敵なチョイスだったと思います。

今後も気になることがあればぜひご相談ください!

ゆうあい松本店 古田